みなさんこんにちは ! 管理人のありーなです
ポータブル電源は、アウトドアや災害時に便利な一方で、「音が気になる」という声も耳にします。
特に、静かな環境で使用したい場合は、静音性の高いモデルを選ぶことが重要です。
この記事では、ポータブル電源の静音性について、騒音レベルの目安となるdB(デシベル)値から、選び方、確認方法までを徹底的に解説します。
「ポータブル電源の静音性ってどうやって確認するの?」
「何dBくらいのモデルを選べばいいの?」
「静かなポータブル電源を選ぶコツは?」
そんな疑問を解決し、快適なポータブル電源ライフを送りましょう!
●ポータブル電源の音の原因について知りたい!
●ポータブル電源の騒音レベル(dB)の目安や確認方法を知りたい!
●静音性の高いポータブル電源の選び方を知りたい!
●実際の動画でポータブル電源の動作音を聞きたい!
そんな方はぜひ続きをご覧ください。

ポータブル電源の静音性は重要です。騒音値40dB前後が静かでおすすめですが、音の目安や確認方法、選び方などを紹介します
1. ポータブル電源の音の原因


ポータブル電源は、静音性が非常に高いことが大きな魅力の一つです。
ガソリンエンジンを搭載した発電機と比較すると、動作音が非常に小さく、周囲に迷惑をかけることなく使用できます。
しかし、「ポータブル電源は全く音がしない」というわけではありません。
機種によっては、動作時にわずかな音が発生する場合があります。
ポータブル電源の音は、主に以下の2つが原因で発生します。
1) ファンの回転音
2) インバーターの動作音



ポータブル電源の左右面には「通風孔」が設けられており、「音」は主にその通風孔から聞こえてきます
1) ファンの回転音
ポータブル電源は、充電時や大電力を消費する機器に電力を供給する際に、内部で熱が発生します。
この熱を放出し、機器の故障を防ぐために、冷却ファンが搭載されています。
ファンが回転することで、内部の熱を外部に排出し、ポータブル電源の安定稼働を支えています。
ファンの音の大きさは、ポータブル電源の仕様や使用状況によって異なります。一般的に、高出力のモデルや大容量のバッテリーを搭載したモデルほど、冷却負荷が高くなり、ファンが高速で回転するため、音が大きくなる傾向があります
2) インバーターの動作音
ポータブル電源に内蔵されているインバーターは、直流電力(DC)を交流電力(AC)に変換する役割を担っています。
この変換過程で発生するスイッチングノイズやコイルの振動※が、ポータブル電源から音が聞こえる原因の一つです
スイッチングノイズ:
インバーター内部の半導体素子が高速でオンオフを繰り返す際に発生するノイズです。このノイズが、電子部品や筐体を振動させ、音として聞こえることがあります
コイルの振動:
インバーターには、電磁誘導を利用したコイルが使用されています。このコイルに電流が流れると、電磁力によってコイルが振動し、音が発生します



これらのノイズは、インバーターの設計や製造品質によってその大きさが異なります。高品質なインバーターを搭載したポータブル電源であれば、これらのノイズを低減し、静音性を高めることができます
2) ポータブル電源の「音」の特徴


ポータブル電源の音には、以下のような特徴があります。
・充電時・放電時のどちらでも発生する:
充電時だけでなく、電化製品を使用している放電時にも音が発生します
・出力が大きいほど音が大きくなる:
高出力の電化製品を使うほど、ファンが激しく回転し、音も大きくなります。
・高温環境下で音が大きくなる:
直射日光が当たる場所や、風通しの悪い場所で使用すると、本体が熱を持ちやすくなり、ファンの回転が速くなります
・常にファンが回る機種と、高温時のみ回る機種がある:
機種によって、ファンの制御方法が異なります
2. ポータブル電源の「騒音レベル(dB)」の目安


※ 全国環境研協議会 騒音調査小委員会 「騒音の目安」作成調査結果について から一部抜粋し作図
ポータブル電源の静音性は、一般的に「デシベル(dB)」で表されます。
これは、私たちが普段耳にする音の大きさを測る単位と同じものです。
デシベルの数値が小さいほど、音が小さいことを意味します。
一般的に、ポータブル電源の場合、40dB以下であれば静音性が高いとされています。
しかし、「静か」という感覚は人によって異なります。
また、周囲の環境や、どのような音を聞いているかによっても、音の感じ方は変わってきます。
例えば、図書館など非常に静かな場所では、わずかな音も大きく感じられることがあります。一方、騒がしい場所では、多少の音は気にならないかもしれません
【騒音値(dB)の一般的な目安】
40dB以下:
静音性が高いとされ、日常生活で気になることは少ないレベルです
40dB~50dB:
静かな場所では、音が気になる場合もあります
50dB以上:
騒音が大きく、使用環境によっては不快に感じる可能性があります



42dB以下のポータブル電源を実際に使用した経験から、普段使いにおいては気になるほどの騒音は感じませんでした。一方、46dBや50dBの機種では、高負荷時や静かな環境下では、わずかながら動作音が気になったことがあります。音の感じ方は人によって異なるため、dB値だけでなく、実際に音を聞いて判断することが大切です
3. ポータブル電源の「静音性(dB)」の確認方法


ポータブル電源の静音性(dB)を公式サイトの商品ページで確認できれば一番良いのですが、実際には商品ページにdB値が載っていないケースも良くあります。
そこでここではポータブル電源の静音性(dB)の確認方法を紹介します。
1) メーカー公式サイトの商品ページで静音性(dB)を確認する
ポータブル電源の静音性(dB)は、製品を選ぶ上で重要な要素ですが、すべての製品の商品ページにdB値が記載されているわけではありません。
dB値が記載されていないのにはメーカー側のさまざまな理由があると思いますが、商品ページにdB値を載せている商品は静音性をアピールできるだけあってやはり静かです。
ポータブル電源の静音性(dB)は商品ページを見れば書いてあるものと思いがちですが、実はそうとも言えません。
dB値が記載されていない製品があるのは、メーカー側の様々な事情が考えられます。
しかし、dB値が明記されている製品は、一般的に静音性に自信があると言えるでしょう。
なぜなら、メーカーが製品の静音性をアピールしたい場合、具体的な数値を示すことで消費者の信頼を得ようとするからです。
載ってない場合はメーカーに問い合わせれば教えてもらえますが、知りたい情報がそもそも載っていないのはなぜなんでしょうか?



複数メーカーの複数ポータブル電源を使ったことで実感しましたが、商品ページに「dB数」を載せている商品はやはり静かです。静音性に自信を持っているからこそ、dB数を載せているのでしょう
公式サイトの商品ページで静音性が確認できない場合は、メーカーに直接問い合わせれば大抵は教えてもらえます。全てに答えてもらえるか分かりませんが、問い合わせ時にはdB値だけでなく、音の特徴(音質)や音が出るタイミング(ファンの制御方法)なども聞いてみると良いでしょう
2) レビューサイト(購入者の口コミ/評価)を確認する
2つ目の方法は、実際に製品を使用したユーザーのレビューを参照することです。
これらのレビューには、製品の静音性に関する貴重な情報が記載されている場合があります。
複数のレビューを比較することで、その製品の静音性についてより客観的な評価を得ることができます。
しかし、レビューを見る時は以下の点に注意が必要です。
【レビューで静音性を確認する時の注意点】
主観的な評価である:
レビューはあくまで個人の感想であり、人によって感じ方が異なります。同じ製品でも、「静か」と感じる人もいれば、「音が気になる」と感じる人もいるでしょう
使用環境の違いがある:
レビューを書いた人の使用環境(部屋の広さ、周囲の音など)が、あなたと異なる可能性があります
製品の個体差がある:
同じ製品であっても、個体によって性能や音の大きさが異なる場合があります
レビューコメントからより正確な情報を得るためのポイントを紹介します。
【レビューを確認する時のポイント】
複数のレビューを参照する:
一つのレビューだけでなく、複数のレビューを比較することで、より客観的な評価を得ることができます
具体的な記述を探す:
「静か」「うるさい」といった主観的な表現だけでなく、「図書館で使えるレベル」「扇風機の近くで使う分には気にならない」といった具体的な記述に注目しましょう
ネガティブな意見も参考にする:
良い口コミだけでなく、悪い口コミも参考にすることで、製品の欠点も把握できます
3) 価格.comサイト 満足度ランキングで静音性を確認する
価格.comのサイトのポータブル電源の満足度ランキングでは、「静音性」の項目を絞り込んで検索することができます。
「静音性」についてのランキングや満足度をまとめて見れるため、購入者が製品の静音性についてどのように評価しているかを知る上で非常に参考になります。
詳しくは こちら をご覧ください。



価格コムは満足度ランキングでは「静音性」の他に、デザイン、使いやすさ、駆動時間、充電時間、安全性、耐久性、サイズ・携帯性といった項目で検索することができます
④ YouTubeなどのレビュー動画で確認する
ポータブル電源を選ぶ上で、製品の動画レビューは非常に参考になります。
特に、動作音を確認できる動画は、静音性を重視する方にとって貴重な情報源です。
動画には、大きく分けて以下の2種類が存在します。
騒音計で測定する動画:
騒音計を使って、数値で騒音レベルを示している動画です。dB値が分かるため、客観的な数値に基づいて製品を比較したい場合に役立ちます
音そのものを録音した動画:
マイクで直接音を録音した動画です。実際の使用環境での音をよりリアルに把握できますが、録音環境や再生機器の影響を受けやすく、数値化されたデータと比較して、やや主観的な評価になりがちです
レビュー動画を見る時は以下の点に注意しましょう。
【レビュー動画を見る際の注意点】
録音環境:
動画の撮影環境によって、音が大きく異なる場合があります
再生環境:
動画を視聴する際のデバイスや音量によっても、音の聞こえ方が変わります
聴者の主観:
同じ音でも、人によって感じ方が異なります



この記事の最後にもいくつかのポータブル電源で撮影した動画(音そのものを聞かせる動画)を掲載しています。ポータブル電源の音を知る上での参考としてください
4. 静音性の高いポータブル電源の選び方
1) 自分が使う環境でどの程度の静音性が必要か?を考える


ポータブル電源を選ぶ際、まず最初に、自分の使用シーンに合わせて、どれくらいの静音性が求められるか考えてみましょう。
【自分にとって必要な静音性を考える際のポイント】
✓ 使用環境:
どこで、どのような時にポータブル電源を使用するかを具体的にイメージしましょう
✓ 許容できる騒音レベル:
どの程度の騒音であれば許容できるか、あらかじめ考えておきましょう



特に、寝室や車中泊、夜間やテント内など、静かな環境でポータブル電源を使う場合は、静音性が重要になります。
しかし、普段は静かな環境で使用する機会がなくても、いざという時に静かなポータブル電源があると安心です。 例えば、停電時に室内で長時間過ごすことになった場合、動作音が気になる製品では快適に過ごすことができません。「静音性の高さ」は、ポータブル電源選びにおいてとても大切な要素です
2) 自分が望む静音性レベルのポータブル電源を選ぶ
自分が使う環境でどの程度の静音性が必要か?が分かったら、次はそのレベルに合った機種選びです。
静音性の高いポータブル電源には、以下のようなものがあります。
① 静音充電モードのあるポータブル電源
静音充電モードを搭載したポータブル電源は、充電時の騒音が気になる場所や時間帯に最適です。
このモードでは、入力電力を抑えることで、ファンが低速で動作し、静かな環境を保ちます。
高速充電モードなど、他の充電モードとの切り替えも可能なので、状況に合わせて使い分けることができます。
しかし、充電速度は遅くなる点にご注意ください。



「静音充電モード」は、BluettiやJackeryなどのポータブル電源の一部機種に搭載されている機能です。周囲を気にせず充電したいときに、このモードに切り替えることで、静かな環境で充電することができます
ポータブル電源の中には、充電速度を調整できる機種もありますが、必ずしも充電速度を落とすと静音になるとは限りません。充電速度を落とすと同時に、冷却ファンの回転数を下げる設計になっている機種であれば、静音性を高めることができます
② ファンレスポータブル電源
「ファンレスポータブル電源」は、冷却ファンを搭載していないタイプのポータブル電源です。
ファンがないため、非常に静かで、内部にホコリが溜まる心配もありません。
メンテナンスの手間も省ける点が魅力です。
一方で、発熱量が高くなりやすいため、充電速度が遅くなったり、価格が高くなる傾向があります



「ファンレスポータブル電源」は、Max Power、ZENDURE、SUPAREEといったメーカーが販売しています
5. 実際のポータブル電源の「音」を確認
記事の最後に、ポータブル電源3機種の動作音を収録した動画を掲載しています。
実際にご使用時の音のイメージとして、ぜひご視聴ください。
\ Jackery 600Plusの動作音 /
\ Jackery 1000Plusの動作音 /
\ EcoFlow RIVER2 Proの動作音 /
まとめ
ポータブル電源の静音性は、快適な使用のために重要な要素です。
騒音レベルはdB(デシベル)で表され、高い静音性の機種を選ぶなら40dB前後がおすすめです。
音の原因はファンの回転音とインバーターの動作音ですが、その確認は、公式サイトのdB値、口コミ、価格.comランキング、YouTubeレビュー動画などで可能です。
自分の使用環境を考慮して選ぶことが大切ですが、静音充電モードやファンレスモデルを選ぶのも良いでしょう。
自分の使用シーンに合わせて、静音性の高いポータブル電源を選びましょう。
#0 【完全版】ポータブル電源の基礎知識(用語編)
#1 ポータブル電源とは?使い道/使い方徹底ガイド
#2 ポータブル電源の容量(Wh)とは?容量選びのポイント
#3 ポータブル電源の定格出力とは?家電との関係や定電圧機能を徹底解説
#4 ポータブル電源の最大出力とは?最大出力の役割、起動電力との関係
#5 ポータブル電源の環境温度とは?夏の高温/冬の低温リスクと対策
#6 ポータブル電源の寿命とは?サイクル数/長持ちのコツを徹底解説!
#7 ポータブル電源の出力ポートとは?AC/DC種類、用途を徹底解説!
#8 ポータブル電源のバッテリー 充電/放電の仕組み リチウムイオン電池の種類・特徴
#9 ポータブル電源の波形と周波数 正弦波/矩形波/修正正弦波
#10 ポータブル電源の静音性とは?騒音レベル(dB)の目安と選び方
#11 ポータブル電源のスマホアプリとは?できること/使い方
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