「こたつをジャクリのポータブル電源で使いたい」と言う人の疑問に答えます

みなさんこんにちは !　ありーなです

みなさんこんにちは !　管理人のありーなです

電気代がかからない暖房器具として最近使う人が増えている『こたつ』。

物価の高騰や電気代の値上がりを考えると、ポータブル電源につなぎ省エネ目的で使うこともおすすめです。

この記事では「こたつをポータブル電源で使いたい」という人が抱くであろう疑問にお答えしていきます。

●こたつはポータブル電源で何時間使えるのかを知りたい！
●ポータブル電源の電気を節約できる使い方を知りたい！
●どのポータブル電源を選べばいいのか知りたい！

そんな方はぜひ続きをご覧ください。

ありーな

小電力で暖をとることができるこたつはポータブル電源と相性が良い電化製品です。ソーラー発電で作った『無料の電気』を使えば、冬の暖房代を節約できます

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1 1. ジャクリポータブル電源で『こたつ』はどれくらい使えるの？
2 2. ポータブル電源の電気をなるべく消費しないこたつの使い方
3 4. ジャクリのどのポータブル電源を選べばいいの？
4 まとめ

1. ジャクリポータブル電源で『こたつ』はどれくらい使えるの？

ポータブル電源の商品ページには、そのポータブル電源で電化製品が何時間使えるか（稼働時間）の目安時間が書かれていますが、『こたつ』はメジャーな電化製品ではないため、こたつの稼働時間がイラストに書かれていることはありません。

そこで使えるのがジャクリの商品ページに載っている「稼働時間のシミュレーション」。

調べたい電化製品の消費電力（W数）を入力するだけで、そのポータブル電源につないだ時の稼働時間が計算できます。

1) ジャクリの稼働時間シミュレーション

ジャクリ公式サイトの商品ページには上の写真のような「稼働時間のシミュレーション」が載っています。

ポータブル電源は機種により容量が違うため、お目当てのポータブル電源の商品ページにある「シミュレーション」を使って計算してみてください。

参考まで、Jackery 1000NEWの「稼働時間のシミュレーション」のリンクを貼りました（開いたページの中ほどにあります）。

電化製品の稼働時間は、次のように計算されています。

「稼働時間のシミュレーション」の稼働時間算出方法

ジャクリのポータブル電源の稼働時間は、全機種共通、以下の数式で算出されます。つまり「稼働時間のシミュレーション」を使わなくても、この数式に当てはめるだけで稼働時間が簡単に分かります

稼働時間＝

ポータブル電源容量 × 0.8 ÷ 電化製品の消費電力

ポータブル電源容量に掛けられている「0.8」は、電気を変換するときに生じる「DC（直流）・AC（交流）変換効率」の値です。20%の変換ロスが生じてその分の電気は使えないと想定しています

2) 『こたつ』稼働時間は、消費電力ではなく標準消費電力量で計算する

シミュレーションするときは通常、電化製品の消費電力（W数）を使いますが、こたつの場合は少し違います。

こたつの取扱説明書には『消費電力（最大）』『消費電力（最小）』の数字が載っていますが、これらは『こたつ』のヒーターが出せる最大電力と最少電力を意味します。

一方『標準消費電力量（強）』『標準消費電力量（弱）』という数字も載っており、これらは「そのこたつを一定の条件下で使用した場合に消費する平均的な消費電力量の目安」を表します。

「一定の条件下」は次の条件を使うのが一般的なので、皆さんの家庭でこたつを使う時の状況に合っているのではないでしょうか。

【標準消費電力量計算時の条件】

室温20℃で厚さ約5cmの綿布団を使用し、人が入らない状態で5時間運転したときの1時間当りの平均値

ありーな

例えば「消費電力」が最大200Wのこたつも、常時200Wで稼働しているわけではありません。こたつは、温まり具合に応じて自動的に出力を調整し内部を適正温度に保っているのが一般的で、ある一定の条件下で消費する平均的な電力量（標準消費電力量）を使いシミュレートする必要があります

3) ジャクリポータブル電源での『こたつ』の稼働時間

それではジャクリのポータブル電源でどれだけの時間『こたつ』が稼働できるのかを計算（シミュレート）してみましょう。

ここで例にあげた2つのこたつは、価格.comで調べた売れ筋人気のこたつです。

またジャクリのポータブル電源は小型～大容量までの人気7機種を使いました。

① 消費電力200Wのこたつの、ジャクリポータブル電源での稼働時間

YAMAZEN　ESK-MDN758

消費電力：最大200W　最小60W
標準消費電力量：(強)約110wh (弱)約50wh
ヒーター：カーボンヒーター

ポータブル電源			こたつの標準消費電力量		消費電力 ※
機種名	容量	定格出力	(弱) 50Wh	(強) 110Wh	最大200W
Jackery240NEW	256Wh	300W	4.1時間	1.9時間	（1時間）
Jackery300Plus	288Wh	300W	4.6時間	2.1時間	（1.2時間）
Jackery600Plus	632Wh	800W	10.1時間	4.6時間	（2.5時間）
Jackery1000NEW	1070Wh	1500W	17.1時間	7.8時間	（4.3時間）
Jackery1000Plus	1264.64Wh	2000W	20.2時間	9.2時間	（5.1時間）
Jackery2000NEW	2042Wh	2200W	32.7時間	14.9時間	（8.2時間）
Jackery2000Plus	2042.8Wh	3000W	32.7時間	14.9時間	（8.2時間）

※消費電力の欄は、こたつの最大消費電力でシミュレートした場合の参考値

ありーな

このこたつを例えばJackery 1000NEWで使う場合、こたつの設定を「弱」にすると約17.1時間、「強」だと約7.8時間使えます

② 消費電力600Wのこたつの、ジャクリポータブル電源での稼働時間

ユアサプライムスAYK-TKM120C

消費電力：最大600W / 最小90W
標準消費電力量：(強)約180Wh　(弱)70Wh
ヒーター：U字形ハロゲンヒーター

ポータブル電源			こたつの標準消費電力量		消費電力 ※
機種名	容量	定格出力	(弱) 70Wh	(強) 180Wh	最大600W
Jackery240NEW	256Wh	300W	2.9時間	1.1時間	使用不可
Jackery300Plus	288Wh	300W	3.3時間	1.3時間	使用不可
Jackery600Plus	632Wh	800W	7.2時間	2.8時間	（0.8時間）
Jackery1000NEW	1070Wh	1500W	12.2時間	4.8時間	（1.4時間）
Jackery1000Plus	1264.64Wh	2000W	14.4時間	5.6時間	（1.7時間）
Jackery2000NEW	2042Wh	2200W	23.3時間	9.1時間	（2.7時間）
Jackery2000Plus	2042.8Wh	3000W	23.3時間	9.1時間	（2.7時間）

※ Jackery 240NEWとJackery 300Plusは定格出力が300Wなため、消費電力600Wのこたつは動かせません

ありーな

このこたつを例えばJackery 1000NEWで使う場合、こたつの設定を「弱」にすると約12.2時間、「強」だと約4.8時間使えます

2. ポータブル電源の電気をなるべく消費しないこたつの使い方

1) こたつ内の温度が逃げないように工夫する

2) 温度の設定は控えめに

3) 温度調整はこまめに

4) 使わない時は電源OFF

他の暖房器具と比べ『こたつ』の消費電力は小さいので、そもそも電気代は低く済みます。

ソーラー発電でポータブル電源に溜めた電気を使えば電気代はタダですが、その電気を節約しながらより長時間使うために有効な方法が上の４つです。

1) こたつ内の温度が逃げないように工夫する

当たり前のことですが、電気を節約するためには温まった熱を逃さず無駄なく使うことが大切です。

こたつ内の熱を逃がさないためには、次の方法が考えられます。

・外気の影響を受けにくい部屋の中心などに置き、暖気を逃がさない

・こたつの下に断熱シートを敷き、床からの冷気を遮断し保温効果を高める

・厚手のこたつ布団や毛布などを重ねて使うことで、保温効果を高める

・こたつ布団などは大き目のものを使い、すき間から熱が逃げないようにする

・こたつの出入りは極力減らし、すき間から熱が逃げないようにする

2) こたつの温度設定は控えめに

こたつの温度調整の仕方は機種により異なりますが、温度の設定を低くすることで省エネにつながります。

「強ー中－弱」を選ぶタイプなら「弱」、温度を指定して設定するタイプなら低い温度に設定することで電気消費を減らせます。

3) こたつの温度調整はこまめに

設定を低くしたとはいえ、こたつ内の温度が常に適しているとはいえません。

周囲の温度が高い場合やこたつに長く入っていて体が温まっている場合など、温度を低く調整をしたり一時的に電源を切れば、その分電気使用量が少なくて済みます。

ありーな

こたつ内が温まりすぎた状態で使用することを避けるため、タイマー機能の付いたこたつであればタイマーを設定して、自動的に電気が消えるようにしておくのも省エネにつながります。特にこたつ内でうとうとしてしまっているときなど、無駄な電気使用を避ける工夫が必要です

4) 使わない時は電源OFF

電源を入れればすぐ温まるのも、こたつのメリットの一つです。

起動時に大きな電力を必要とするエアコンの場合、１時間程度の外出なら電源を入れたままの方が省エネになると言われます。

こたつは起動時に大きな電力を必要としないため、電源のON/OFFによる電気代の増加は気にする必要はありません。

短時間であれば電源をつけたままでもよいかもしれませんが、一定時間使わない場合は電源を切るようにしましょう。

これからこたつを買うような場合は、省エネに優れたこたつを選ぶことが可能です。こたつのヒーターには、石英管ヒーターやハロゲンヒーター、フラットヒーターなどがありますが、フラットヒーターのこたつが最も省エネと言われています

【こたつとポータブル電源は冬キャンプに適している】

こたつとポータブル電源の一風変わった使い方が「冬キャンプ」です。

ポータブル電源を使い長時間使えるこたつには、テント内で使えるメリットがいくつもあります。

【冬のテント内でこたつを使うメリット】

・火を使わないので、火事が起こりにくい

・酸素を消費したり排気ガスを出さないので、一酸化炭素中毒が起こらない

・電気を入れればすぐ温まり、暖房効果も高い

・みんなでこたつを囲めば、楽しい団らんになる

・消費電力が比較的小さいので、電気を節約できる

4. ジャクリのどのポータブル電源を選べばいいの？

ポータブル電源選びの参考に、こたつを使うのにおすすめのジャクリポータブル電源4機種を紹介します。

紹介する4機種は2024年に発売された最新機種で、スペックや機能、安全性、使いやすさなど、あらゆる面で優れています。

どの機種も容量の割には軽量・コンパクトで、リン酸鉄リチウムイオン電池を搭載しているため安全性も高く長寿命です。

実際に使うこたつの消費電力や使いたい時間数などを考慮しながら、自分の使い方に合った機種を選ぶ参考としてください。

1) Jackery 240NEW：2024年5月発売

2024年5月に発売されたJackery 240NEW は、容量256Wh、定格出力300Wのリン酸鉄リチウムイオン電池搭載の小型ポータブル電源。ACで1.9時間、ソーラパネルで3.3時間の急速充電や緊急充電（AC1時間）に対応し、4000回(70%)のサイクル数、UPS機能、アプリ対応、LEDライト搭載の多機能機種ながら3.6Kgと軽量コンパクトなのが魅力です。スペック・機能共にJackery240から大幅にグレードアップしました

＼ Jackery 240NEWをもっと詳しく／

Jackery 240NEWの商品ページはこちら

Jackery 240NEWについては、こちらの記事もご覧ください

【徹底比較】Jackery 300PlusとJackery 240NEWはどこが違うの？どんな人におすすめ？ジャクリの小容量ポータブル電源「Jackery 300Plus」と「Jackery 240NEW」を徹底比較します。リン酸鉄リチウムイオン電池搭載でよく似た2機種が、どんな人におすすめなのかを紹介します...

ありーな

先に紹介した通りJackery 240NEWは、消費電力200Wのこたつの「弱」設定で4.1時間、「強」設定で1.9時間しか使えません。消費電力が大きなこたつやもっと長時間こたつを使いたい場合は、もっと大容量なポータブル電源を選ぶ必要があります

2) Jackery 600Plus：2024年4月発売

2024年4月発売のJackery 600Plus は、容量632Wh、定格出力800Wのリン酸鉄リチウムイオン電池搭載の中容量ポータブル電源。ACなら最速1.7時間、200Wのソーラーパネルなら4.3時間で満充電可能な急速充電や、4000回（70％）のサイクル数、20msのUPS機能、WiFi/Bluetoothで接続可能なアプリ対応など、7.3Kgとコンパクトなボディに多くの機能が搭載されています。緊急時には60分で充電できる緊急充電モードも備わっています

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Jackery 600Plusについては、こちらの記事もご覧ください

【Jackery 600Plusレビュー】使ってみて感じた良いところ、イマイチなところジャクリのリン酸鉄リチウムイオン電池搭載中容量ポータブル電源 Jackery 600Plusを使って感じた良いところ、イマイチなところを具体的な写真や動画を交えて紹介するレビュー記事です...

ありーな

先に紹介した通りJackery 600Plusは、消費電力200Wのこたつの「弱」設定で10.1時間、「強」設定で4.6時間、消費電力600Wのこたつの「弱」設定で7.2時間、「強」設定で2.8時間使えます。もっと長時間こたつを使いたい場合は、さらに大容量なポータブル電源を選ぶ必要があります

3) Jackery 1000NEW：2024年7月発売

2024年7月に発売されたJackery 1000NEW は、容量1070Wh、定格出力1500Wのリン酸鉄リチウムイオン電池搭載の大容量ポータブル電源。三元系リチウム電池搭載機種Jackery 1000とJackery 1000Proの後継モデルでながらサイズは1000Proの20%OFF、重量は10.8Kgと軽量コンパクトです。最短1.7時間の高速充電(緊急モードなら最短60分)や4000回(70%)のサイクル数、20msで切り替わるUPS機能を搭載した多機能機種です

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Jackery 1000NEWについては、こちらの記事もご覧ください

【Jackery 1000NEW】普段使いにおすすめ 1000Whクラスポータブル電源Jackery 1000NEWはリン酸鉄リチウムイオン電池機種ながら軽量コンパクト。ハイスペック、多機能ながらリーズナブルな価格です。普段使いにおすすめなポータブル電源を比較しながら紹介します...

ありーな

先に紹介した通りJackery 1000NEWは、消費電力200Wのこたつの「弱」設定で17.1時間、「強」設定で7.8時間、消費電力600Wのこたつの「弱」設定で12.2時間、「強」設定で4.8時間使えます。さらに長時間こたつを使いたい場合は、超大容量なポータブル電源を選ぶ必要があります

4) Jackery 2000NEW：2024年8月発売

Jackery 2000NEW は2024年8月に発売されたリン酸鉄リチウムイオン電池搭載の超大容量ポータブル電源。家庭にあるほぼすべての家電が動かせるスペック（容量2042Wh、定格出力2200W）を持ちながら、同クラスの機種よりサイズは40%小さく、重量で34%の軽量化を実現しています。4000回のサイクル数で毎日使っても約10年間使える長寿命。ACでは2時間、ソーラー400Wなら4時間でフル充電でき、緊急時に役立つ緊急充電モード（1.7時間で満充電）も備えています。世界初CTB技術採用やUL安全認証、UL1778認証済のUPSなど、他社製品にない魅力がいっぱいです

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