ポータブル電源

Jackery 1000Proの使い道 停電を想定し備蓄用冷凍庫(NR-FZ120D)につないでみた

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みなさんこんにちは !

近い将来、肉や卵、乳製品などが手に入らなくなるときが来るとかなり心配している ありーな です

安いうちに買いだめておこうと肉専用の備蓄冷凍庫を購入しましたが、もし災害などで停電がおきたらすべてが台無しです

停電が起きたらポータブル電源をつなごうと思っていますが、Jackery 1000Proをつないだらどれくらい動かせるのでしょうか?

ありーな

ポータブル電源内の限られた電気を、冷凍庫だけに使うわけにもいかないし…

というわけで、Jackery 1000Proを備蓄用の冷凍庫につないでみました

ぜひ最後までご覧ください

今回使った冷凍庫と、行った実験の想定・条件

今回Jackery 1000Proにつないで動かしたのは、PanasonicのNR-FZ120D冷凍庫です。

冷凍庫の内側にあるラベルには「電動機(冷凍庫を冷やすための装置)」の定格消費電力は54/57W、「電熱装置(霜取り装置)」の定格消費出力は120Wと書かれていました。

この2つの装置が別々に作動することにより冷凍庫の庫内を冷やし続ける仕組みです。

今回の実験は、次の想定・条件で行いました。

【実験の想定・条件】

昼間に停電が起きたと想定し、他の家電(照明等)は使う必要がないと想定

・冷凍していた備蓄食料を解かさず守ることが最優先と想定

・Jackery1000Proに接続するのは備蓄用冷凍庫のみとして計測

・冷凍庫の消費電力を抑えるため、庫内温度は「弱」に設定

・冷凍庫内は備蓄食料が満杯に詰まった状態

・Jackery 1000Proで7時間動かした後の電気残量を計測

実験により分かったこと

冷凍庫を7時間動かすために使用した電力は37%だった

停電が起きたと想定して、冷凍庫のプラグを壁のコンセントからJackery 1000Proにつなぎ直しました。

つないですぐは580Wほどの出力がありましたが、その後数秒後には一気に出力が減りました。

0W~3Wの間でしばらく運転した後に、55W~57Wまで出力を上げて落ち着きました。

その後も0~3Wの出力と55~57Wの出力が交互に表示されながら運転が続きました。

結局、7時間稼働し続け実験を終了したときにはポータブル電源の電池残量は63%と表示されていましたので、7時間で37%の電力を使ったことになります。

単純平均で1時間あたりの電力消費量は5%ちょっとです。

一度電源が切れると温度設定が初期の設定に戻ってしまう

普段は節電のために温度を「弱」に設定していましたが、一度電源を抜いてポータブル電源につなぎ直したところいつの間にか温度設定が「中」になっていました。

おそらく初期設定が「中」になっているためだと思います。

もし停電がおきたら、できるだけ少ない電力で冷凍庫を動かす必要があります。

停電時には設定温度を忘れずに確認して、「中」になっていたら「弱」に変更する必要があります。

実際に停電が起きてしまった時にはどう対応すべきか

停電直後に急いで冷凍庫とポータブル電源をつなぐ必要はない

停電で冷凍庫の電気が止まってしまったからと言って、急いで冷凍庫をポータブル電源につなぐ必要はありません

なぜなら冷凍庫の庫内には既に凍った食品が入っており、保温性の高い庫内はしばらく冷えた状態が保たれるからです。

もし停電が起きてしまったら落ち着いて次の手順で動くのが良いでしょう。

【停電が起きた時の対応手順】

✔ 冷凍庫の扉を開けない
 ⇒せっかくの冷気が逃げてしまうから

✔ 冷凍庫のプラグをすぐにポータブル電源に差し替えない
 ⇒停電が起きた時庫内がしばらく冷えているからという理由以外にも冷凍庫のプラグをすぐに差し替えない方が良い理由があります。すぐに差し込むと冷凍庫の圧縮機に負荷がかかり故障の原因となるためです(故障を避けるためには停電後7~10分以上待つ必要があります)。

✔ ポータブル電源の電気残量を確認する
 ⇒残量が少ない場合、昼間なら太陽光で充電することを優先した方が良い

✔ どのようにポータブル電源にある電気を使うかの計画を立てる
 ⇒冷凍庫は常に冷やし続ける必要はない。庫内の温度が上がり過ぎないよう注意しながら「しばらく運転してしばらく止める」をくり返し電気を有効に使う

ジャクリ公式サイト Jackery 1000Proの詳細はこちら

突然の停電を想定して、事前に準備できること

ポータブル電源のを複数台購入して備える

災害時に切れ目なくポータブル電源を使うためには、ポータブル電源を複数台持っておくことが必須です。

なぜならポータブル電源は電気を使っている間は充電できませんし、充電している間は電気を使えないからです。

特に災害による停電時であれば、太陽が出ていない曇りの日や夜間にはソーラーパネルで充電できず太陽が出ている晴れた日にしか充電できないからです。

ポータブル電源を2台持っていれば安定して電気を使うことが可能となり、備蓄用冷凍庫に安心して電気を送ることができるようになります。

ポータブル電源の複数台持ちについてはこちらの記事をご覧ください

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停電を想定して普段から庫内に保冷剤を入れておくと良い

スペースが許せばの話しですが、普段から冷凍庫の中に保冷剤が入れてあれば停電時の庫内の温度上昇を抑える助けになります。

引き出しトレーに入れた食品のすき間に小さい保冷剤をいくつか入れておくだけでも効果があると思われます。

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まとめ

突然停電が起きたことを想定して、ポータブル電源Jackery 1000Proに溜めた電力で備蓄用冷凍庫Panasonic NR-FZ120Dを動かしてみたところ、7時間で37%の電力を消費しました。

停電が起きた時間帯や状況によって対応は異なりますが、まずは落ち着いて次の手順を思い返してください。

【停電が起きた時の対応手順】

✔ 冷凍庫の扉を開けない
 ⇒せっかくの冷気が逃げてしまうから

✔ 冷凍庫のプラグをすぐにポータブル電源に差し替えない
 ⇒停電が起きた時庫内がしばらく冷えているからという理由以外にも冷凍庫のプラグをすぐに差し替えない方が良い理由があります。すぐに差し込むと冷凍庫の圧縮機に負荷がかかり故障の原因となるためです(故障を避けるためには停電後7~10分以上待つ必要があります)。

✔ ポータブル電源の電気残量を確認する
 ⇒残量が少ない場合、昼間なら太陽光で充電することを優先した方が良い

✔ どのようにポータブル電源にある電気を使うかの計画を立てる
 ⇒冷凍庫は常に冷やし続ける必要はない。庫内の温度が上がり過ぎないよう注意しながら「しばらく運転してしばらく止める」をくり返し電気を有効に使う

Jackery 1000Proで実際に動かしてみた記事は、こちらもご覧ください

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あり~な
迫りくるリスクから大切なものを守るため、役立つのはポータブル電源と備蓄(食料・日用品など)です。備えておけば「安心感」や「心の余裕」が生まれ、まさかのときでも落ち着いて行動することができます。このブログでは今から備えておきたいポータブル電源と備蓄の情報・アイデアを紹介しています。詳しくは「プロフィール」をご覧ください