ジャクリポータブル電源の使い道・使い方を写真/動画/FAQで徹底解説！

データサーバや医療機器など、非常時に不具合が起こると人命/財産に重大な危険を及ぼしうる用途での使用はお控えください。次のような機器では、万が一使用中に給電ができなくなった場合、人命/財産にかかわる被害が想定されます
・医療機器や使用上、生命に関わるような機器
・社会的、公共的に重要な機器など
・重要な事業用機器など

・ポータブル電源の各面から5cm以上のスペースを空け、通風孔は絶対にふさがないでください
・不安定な場所に置くと、落下や転倒の危険性があります。平らで安定した場所に置いてください
・ポータブル電源は使用中に熱を発生します。通気性の悪い場所に置くと、本体が過熱し、故障や事故の原因となる可能性があります
・ポータブル電源の近くに可燃性のものを置かないでください
・雨天時や水場付近での使用、直射日光の当たる場所、極端な高温や低温になる場所での使用はしないでください

心臓にペースメーカーを装着している人は使用しないでください。ペースメーカーがポータブル電源の影響を受ける恐れがあります

ジャクリ製品はプラスチック製で漏電・感電は起きないためアース線をつけなくても使用できます。電力網に接続していないため接地の必要はありません

いいえ 防水・防塵対応ではないので、ほこりや水、海水などがかからないように注意してください

雷が鳴りだしたら電源プラグに触れたり、充電しないようにしてください。感電する恐れがあります

万が一、次のような症状が見られたら異常の前兆です。すぐに使用を止めてください。また、ポータブル電源に接続しているものがあれば（充電アダプターや電化製品など）すべて外してください。
・煙が出ている、異臭がする　
・落としたり、破損した時　
・異音がする　
・内部に水が異物が入った時　
・電源コード（ACアダプター）が傷んだ時

すぐに大量の水で消火して、煙が見えなくなるまでポータブル電源を水浸しにしてください。煙が出なくなったことを確認してカスタマーサポートに連絡してください

「静かな充電モード」は無音に近い状態で充電してくれますが、高速充電モードと比べると時間がかかります。「高速充電モード」は急速で充電してくれますが静かな充電モードと比べると多少音が聞こえます。ちなみにJackery 1000Plusの場合、高速充電モードの騒音値は42dB以下、静かな充電モードの騒音値は30dB以下とどちらもかなり静かです。充電時間は、高速充電モードで約1.7時間、静かな充電モードで４～５時間程度です

ジャクリのポータブル電源は、他社製品と比較して静音性に優れていますが、動作中に全く音がしないわけではありません。ファンの回転音などが聞こえる場合があります。特に、高速充電モードを使用する際は、通常よりもファンの回転が速くなり、音が大きくなる傾向があります。

音の感じ方には個人差があるため、実際に音を聞いて判断していただくのが一番です。Jackery 1000Plusを使い充電中の動作音を動画に撮影しましたので、ぜひ参考にしてください

ポータブル電源に内蔵されているリチウムイオン電池は、低温環境下では化学反応が鈍くなり、本来の性能を発揮できなくなることがあります。具体的には、使用できる時間が短くなったり、充電に時間がかかったりします。ジャクリのポータブル電源が充電できる温度範囲は0℃～40℃（または45℃）であり、氷点下（0℃以下）では充電できません。

ジャクリのポータブル電源には低温下での充電を自動的に停止する安全装置が搭載されており安心ですが、一般的なことを言うと0℃以下で充電すると電池の劣化や発火のリスクが高まります

ジャクリのポータブル電源はパススルー充電に対応しています。パススルー充電とは、ポータブル電源をAC充電しながら、同時に接続された電化製品に給電できる機能です。ただし、使用する電化製品の消費電力が、ポータブル電源への充電電力を上回らないように注意が必要です。消費電力が充電電力を上回ると、バッテリー残量が減少し、充電が追い付かなくなる可能性があります

注意すべき点はいくつかあります
・AC充電ケーブルは、壁のコンセントに直接接続し、タコ足配線は避ける
・布団やカーテンなど、可燃物の近くで充電しない
・充電中に異音、異臭、発熱などの異常を感じた場合は、直ちに充電を中止し、ジャクリのカスタマーサポートに連絡する
・子供やペットの手の届かない場所で充電する
・各ポータブル電源で定められた充電の温度範囲0℃～40℃（または45℃）を守る
・充電が完了したら、AC充電ケーブルをコンセントから取り外す

ジャクリのポータブル電源のAC充電回数には、明確な制限はありません。ただし、リチウムイオン電池の特性上、充電と放電を繰り返すことでバッテリーは徐々に劣化し、充電容量が減少していきます。「サイクル数（バッテリーを空から満充電にし、再び空になるまで使用する回数）」を寿命の目安としていますが、三元系リチウムイオン電池搭載のProシリーズで1000～2000回、リン酸鉄リチウムイオン電池搭載のPlus/NEWシリーズで3000～4000回です。Plus/NEWシリーズなら、毎日充放電しても10年使えるほど長寿命です

ジャクリのポータブル電源は、グリーンエネルギー優先モードを搭載しており、ソーラーパネルとAC充電ケーブルを使って同時に充電可能です。同時に充電すると、ソーラーが優先されますが、バッテリーの最大許容電力で同時に充電されます

ジャクリのポータブル電源はパススルー充電に対応していますので、ポータブル電源を充電しながら、同時に接続された電化製品に給電できます。ただし、使用する電化製品の消費電力が、ポータブル電源への充電電力を上回らないように注意が必要です。なお、シガーソケット充電の場合、車のバッテリー上がりの可能性があるため、車のエンジンを切った状態での電化製品の使用はおすすめしません。走行充電の場合は、車のバッテリーへの負荷やバッテリー上がりのリスクがあります。車の走行状況やバッテリーの状態によっては、走行充電中に電化製品の使用を控えた方が良い場合もあります

注意すべき点はいくつかあります
・ケーブルの接続は確実に行い、ゆるみがないことを確認する
・充電中に異音、異臭、発熱などの異常を感じた場合は、直ちに充電を中止し、ジャクリのカスタマーサポートへ連絡する
・子供やペットの手の届かない場所で充電する
【ソーラー充電の場合】
・ソーラーパネルは直射日光の当たる場所に設置する
・曇りや雨天時は、発電量が低下するため、充電時間が長くなることがある
・雷雨時は、ソーラーパネルの接続を外し、安全な場所に避難する
・ソーラーパネルのケーブルは、損傷や断線がないか定期的に確認する
【シガーソケット充電の場合】
・車のエンジンを切った状態での充電は、バッテリー上がりの原因となることがあります
・シガーソケットのヒューズ容量を確認し、ポータブル電源の充電に必要な電力を満たしているか確認する
・走行中は、ポータブル電源が転倒しないように固定する

ソーラー充電は、太陽光を利用して発電するため、天候に左右されます。曇りの日の場合、太陽光が遮られるため、発電量は低下します。しかし、ある程度の太陽光があれば充電は可能です。雨の日の場合、ほとんど発電できません。ソーラー充電は、太陽光の強さに大きく依存するため、雨天時は充電効率が著しく低下します

基本的には大丈夫ですが、次の点に注意が必要です。
【天候の変化】
ソーラー充電は天候に左右されるため、急な雨や落雷などには注意が必要です。天候の変化が予想される場合は、ソーラーパネルとポータブル電源の接続を外し、安全な場所に保管してください
【温度管理】
・直射日光の当たる場所に長時間放置すると、ポータブル電源本体やソーラーパネルが高温になることがあります。特に夏季は、温度上昇による故障やバッテリー劣化のリスクが高まります
・ポータブル電源は風通しの良い日陰に置く、または定期的に温度を確認するなど、温度管理に注意してください
【盗難のリスク】
・ポータブル電源は高額商品のため盗難されるリスクもあります。できるだけ人目に付かない場所に置き、盗難対策をほどこすなど、盗難には注意しましょう
【安全な場所の確保】
・ポータブル電源やソーラーパネルが転倒したり、落下したりしないように、安定した場所に設置してください
・また、子供やペットが触れない場所に設置することも重要です

基本的には、ジャクリのポータブル電源は、ジャクリ純正のソーラーパネル（Jackery SolarSagaシリーズ)での充電を推奨しています。しかし、条件を満たせば他社製ソーラーパネルでも充電可能です。ただし、他社製ソーラーパネルを使用してポータブル電源が故障した場合、ジャクリの保証が適用されない場合がありますので注意が必要です

確認すべきは、コネクタの互換性と電圧・電流です。
【コネクタの互換性】
ソーラーパネルの出力コネクタと、ポータブル電源の入力コネクタの形状とサイズが一致している必要があります。ジャクリポータブル電源のDC入力コネクタは、DC8020ポートです。例えば出力コネクタがMC-4のソーラパネルをつなぐ場合は、MC-4⇔DC8020の充電ケーブルを別途購入する必要があります
【電圧と電流】
ソーラーパネルの出力電圧と電流が、ポータブル電源の入力仕様に適合している必要があります。電圧が高すぎるとポータブル電源が故障し、低すぎると充電できません。電流が大きすぎると、ポータブル電源に負荷がかかり、故障の原因となることがあります

ソーラー充電とシガーソケット充電は同時にできません。同時に使用すると、車のヒューズが損傷する可能性があります

家電製品の消費電力が、ポータブル電源の定格出力以下であれば、使用できます。消費電力が定格出力を超える場合は、使用できません。また、家電製品の起動電力が、ポータブル電源の最大瞬間出力を上回る場合も使えません

例. Jackery ポータブル電源 1000 Pro の場合、定格出力は1000Wです。消費電力800Wのドライヤーは、1000 Proで使用できますが、消費電力1200WのIHクッキングヒーターは、1000 Proでは使用できません

はい、家電製品の消費電力とポータブル電源のバッテリー容量が分かれば、おおよその使用時間を計算できます。計算式は以下の通りです。
使用可能時間（時間） ＝ ポータブル電源のバッテリー容量（Wh） × 0.8 ÷ 家電製品の消費電力（W）
この計算式で求められるのは、あくまでも理論上の使用時間です。実際の使用時間は、使用環境や家電製品の状態によって変動する場合があります

はい。Jackeryのポータブル電源は、AC出力ポートを使用して複数の家電製品を同時に使用できます。ただし、以下の点にご注意ください。
・ポータブル電源の定格出力：
ポータブル電源には、同時に出力できる電力の上限（定格出力）があります。使用する家電製品の消費電力の合計が、ポータブル電源の定格出力を超えないようにしてください。定格出力を超えると、ポータブル電源の保護機能が働き、出力が停止する場合があります

例えば、Jackery ポータブル電源 1000 Proの場合、定格出力は1000Wです。この場合、消費電力の合計が1000W以下の家電製品であれば、複数同時に使用できます。
例1：消費電力300Wの電気ケトルと、消費電力600Wの炊飯器を同時に使用する場合、合計消費電力は900Wとなり、1000 Proで使用可能です
例2：消費電力1200Wのドライヤーを単独で使用する場合、1000 Proの定格出力を超えるため、使用できません

ジャクリのポータブル電源にはBMS（バッテリーマネジメントシステム）が搭載されています。家電製品の消費電力が定格出力を超えると、過負荷保護機能が作動し、自動的にAC出力が停止します。これは、ポータブル電源本体や接続された家電製品の故障を防ぐための安全機能です。

過負荷保護機能が作動したときの様子を動画にしました。定格出力300WのJackery 300Plusで、消費電力700Wのドライヤーを使ったときの様子です

1.AC出力ポートに接続されている家電製品の電源を切り、ポートから取り外してください
2. ポータブル電源の電源を切り、もし本体が熱くなっている場合は、風通しの良い場所で冷ましてください（温度が下がれば、保護機能が解除され、再度AC出力が使用できるようになります）
3. ポータブル電源の電源を、再度入れてください
4. ポータブル電源のAC出力が回復したら、家電製品を再接続してください（家電製品を再接続するときは、消費電力の合計が定格出力以下であることを確認してください）
5. 上記手順で解決しない場合は、取扱説明書を確認するかジャクリのカスタマーサポートへ連絡してください

データサーバーや医療機器など、非常時に不具合が起こると人命/財産に重大な危険を及ぼしうる用途での使用はしないでください

寒い場所でJackeryのポータブル電源を使用する際は、以下の点に注意が必要です。
・動作温度範囲の確認：
Jackeryのポータブル電源には、それぞれ動作温度範囲が設定されています（-10℃（もしくは-20℃）～40℃（もしくは45℃）程度）。取扱説明書を確認して使用環境の温度が動作温度範囲内であることを確認してください
・低温下でのバッテリー性能：
低温下では、バッテリーの性能が低下し、放電速度が速くなることがあります。通常よりもバッテリー残量の減りが早くなることを考慮し、余裕を持った電力計画を立ててください
・保管場所の注意：
使用しないときは、できるだけ暖かい場所に保管してください。特に、氷点下になるような場所での保管は避けてください。保管する際、ポータブル電源を断熱材などで包んでおくことで、寒さからバッテリーを守ることができます。
・結露に注意：
温度差が大きい場所では、結露が発生する可能性があります。結露によって内部部品が濡れると、故障の原因となります。結露が発生した場合は、十分に乾燥させてから使用してください
・暖房器具との併用：
ポータブル電源を暖房器具の近くで使用する場合は、過度な温度上昇に注意してください。暖房器具の熱が直接ポータブル電源に当たらないように、適切な距離を保ってください

自動識別と手動識別で切替え可能です。自動識別は、ポータブル電源を使用している地域に応じて周波数を自動的に識別し、対応する出力に自動調整します。手動調整は、AC出力ボタンを長押しすれば周波数を切り替えることができます。なお、工場出荷時のデフォルトは60Hzに設定されています

USB-A出力ポート:
長年親しまれてきた一般的なUSBポートです。多くの電子機器で採用されており、汎用性が高いのが特徴です

USB-C出力ポート:
より新しい規格のUSBポートで、小型化と大容量化が実現されています。高速データ転送や大電流供給に対応しており、急速充電が可能です。また、リバーシブル設計で、どちら向きに挿しても使えるため、使い勝手が良いです

充電自体はAC出力ポートでもDC（USB）出力ポートでも可能ですが、DC（USB）出力ポートがおすすめです。AC出力を利用する場合、ポータブル電源内部でDCからACへの変換が行われ、変換ロスが生じます。DCでの充電は変換ロスが少ないため、DC（USB）出力ポートを使う方が効率的に充電できます。ただし、より急速に充電したい場合は、AC出力ポートの方が適しています

スマートフォンやタブレット端末、モバイルバッテリー、携帯ゲーム機、LEDライト、カメラ、USB用小型家電（扇風機、加湿器、電気シェーバー）など、USBで使える機器はたくさんあります

シガーソケット出力ポートは、車載用の小型家電製品（ポータブル冷蔵庫、炊飯器、電子ケトル、掃除機、扇風機、ヒーターなど）に電力を供給するためのポートです。車中泊やキャンプなど、車内で電力を利用する際に便利です

ポータブル電源のUPS/EPS機能が必要かどうかは、使用目的や環境によって異なります。
必要性が高いケース：
・パソコンやサーバーなど、瞬断によってデータ損失や故障のリスクがある機器を使用する場合
・常に安定した電力供給が必要な機器を使用する場合（ペットの生命維持用機器、ワインなどの品質保持機器など）
・停電による作業の中断を極力避けたい場合
必要性が低いケース：
・照明器具や家電製品など、瞬断による影響が少ない機器を使用する場合
・ポータブル電源の使用目的が、停電前の備えではなく、停電後の電力供給に限定される場合

ジャクリポータブル電源のUPS/EPS機能は、非専門レベルのUPS/EPS機能のため、0Msで切り替えることができません。そのため、データサーバーまたはワークステーションのような無停止充電が必要な要求の高い設備には使えません

20ｍsとは、20 ミリ秒のことです。。ミリ秒（ms）は時間の単位で、1秒の1000分の1を表します。つまり、20msは0.02秒ということになります。人間のまばたきが約100～400msと言われるのと比較すると、20msは非常に短い時間であると分かるかと思います。

より理解を深めるために、ジャクリのポータブル電源でEPS/UPS機能を使ったときの様子を撮影しました。EPSはJackery 1000Plus、UPSはJackery 600Plusです

LEDライトが２モード（照明モード/SOSモード）なのは、Jackery 300Plusと240NEWだけです。その他の機種のLEDライトは３モード（微光:ローライトモード/強光:ハイライトモード/SOSモード）です。

LEDライトの違いが分かる動画を用意しました。２モードがJackery 300Plus、３モードがJackery 600Plusです

ポータブル電源とスマホを連携すると、次のようなことが遠隔操作できます
・リアルタイムでの状態確認
・リモート操作
・設定のカスタマイズ
・ファームウェアのアップデート
・ユーザーマニュアルの確認　など

機種によりできることは多少異なるので、実際の操作の様子を動画で確認してください
Jackery 300PlusとJackery 1000Plusのアプリデモンストレーションです

Bluetooth:
Bluetoothは、スマートフォンとのペアリングが簡単に行えるため、手軽に遠隔操作を開始できます。しかし、通信速度が遅く、電波の届く範囲が数十メートル程度と限られているため、離れた場所からの操作には向きません。近距離での操作に特化した接続方法です

Wi-Fi：
Wi-Fiを利用することで、スマートフォンとポータブル電源をインターネット経由で接続し、遠隔操作が可能になります。しかし、家にWi-Fi環境がない場合は使用できず、初期設定に少し手間がかかる点がデメリットとして挙げられます。外出先など遠距離からでも遠隔操作できる接続方法です

スマホアプリは３ステップで簡単に使えるようになります
1. スマホにアプリをダウンロードする：
App StoreまたはGoogle Playから、ポータブル電源のメーカー専用アプリをダウンロードします
2. ポータブル電源と接続する：
BluetoothまたはWi-Fiでポータブル電源と接続します。初めて接続する際は、ペアリング作業が必要です
3. アプリで操作する：
アプリの画面上で、ポータブル電源の状態を確認したり、各種操作・設定を行います