みなさんこんにちは ! ありーなです
Jackery 1000PlusとAnker 757、どっちにするか決めかねてます
そんな声にお応えして、Jackery 1000PlusとAnker 757の違いを比較しながら、それぞれの特徴を深堀りします。容量1000Whクラスのポータブル電源の中ではどちらもブランドを代表する機種です。ご自身の用途や好みに応じて選ぶ参考としてください
この記事を読むとこのようなことが分かります
ぜひ最後までご覧ください
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目次
Jackery 1000PlusもAnker 757も多機能高性能機種
容量1000Whクラスのポータブル電源についてスペックやサイズ、重量、寿命、充電機能などを比較した結果、Jackery 1000Plus もAnker 757も多機能・高性能ポータブル電源であることは別記事で紹介しました。
今回はその2機種に絞って比較しながら、それぞれの特徴をを深堀りしていきます。
電気代節約などの目的でポータブル電源を普段使いする人や、災害に備えポータブル電源を選ぶ人が、自分に適した一台を選ぶときの参考としてください。
容量1000Whクラスのポータブル電源比較は、こちらの記事をご覧ください
Q1. どんな電化製品をどれだけ使えるの?
(写真左:Jackery 1000Plus、写真右:Anker 757)
Jackery 1000Plus | Anker 757 | |
容量 | 1264.64Wh | 1229Wh |
定格出力 | 2000W | 1500W |
最大出力 | 4000W | 2400W |
どんな電化製品をどれだけ使えるかはポータブル電源の「容量」「定格出力」「最大出力」が関係します。
Jackery 1000Plus の「容量」「定格出力」「最大出力」は容量1000Whクラスのポータブル電源の中ではとびぬけています。
Anker 757の「容量」は1000Whクラスのポータブル電源の中ではトップクラスですが、「定格出力」と「最大出力」は二番手クラスです。
とはいえ「定格出力」が1500W、「最大出力」が2400Wあれば、家庭用電化製品の多くを動かせるだけのスペックは持っています。
1) 使える電化製品の種類と使える時間
Jackery 1000PlusとAnker 757の商品ページに掲載されていた「使用できる電化製品の例(そのポータブル電源でどれだけの時間使えるかの試算)」を集め比較しました。
ここで紹介する例はあくまでも各メーカーが仮定に基づいて算出した数字で、皆さんの家にある電化製品の動かせる時間とは違います。
参考程度にご覧ください。
【使用できる電化製品の利用時間/回数】
AV・通信機器 | Jackery 1000Plus | Anker 757 |
スマートフォン | 65回分(18W) | |
iPhone 8 | 149回分(?) | |
iPhone 13 | 79回分(?) | |
iPhone 14 | 78回分(?) | |
液晶テレビ/テレビ | 14時間(60W) | 9.2時間(110W) |
カメラ | 73回分(13Wh) | |
プロジェクター | 9時間(100W) | |
ゲーム機 | 62回分(16Wh) | |
タブレット端末 | 51回分(19Wh) | |
ノートPC | 20回分(50Wh) |
調理家電 | Jackery 1000Plus | Anker 757 |
車載冷蔵庫 小型冷蔵庫 | 45時間(60W) | 18.4時間(40W) |
炊飯器 小型炊飯器 | 3.2時間(330W) | 5.3時間(200W) |
製氷機(アイスメーカー) | 2.2時間(500W) | |
コーヒーメーカー | 1.8時間(550W) | |
電子レンジ | 1.1時間(1000W) | |
電子ケトル | 1時間(1100W) |
照明/暖房機器/ 美容家電/電動工具 | Jackery 1000Plus | Anker 757 |
電気毛布 | 14時間(55W) | 14.5時間(55W) |
ヒータ ミニヒーター | 0.5時間(2000W) | 2.3時間(500W) |
ライト | 96時間(5W) | |
扇風機 | 20.8時間(35W) | |
ドライヤー | 45分(1200W) |
皆さんの家庭にある電化製品をどれだけ動かせるかの概数は、簡単な数式で計算できます。実際に動かしたい電化製品の消費電力を調べて計算してみてください
ポータブル電源の容量(Wh)×0.8※ ÷ 電化製品の消費電力
例えば、容量1264WhのJackery 1000Plusで消費電力800Wの調理家電を動かせるのは、
1264Wh×0.8÷800W=1.264時間
1.264時間は60を掛けると分になるので、約76分(1時間16分)です
※0.8はDC-AC変換効率:ポータブル電源は電気を直流電流(DC)として蓄えていますが、電化製品を使うためには交流電流(AC)に変換が必要です。変換時に発生するロスの割合を引いたのがDC-AC変換効率です
2) エクストラバッテリーによる容量拡張
(写真左:Jackery 1000Plus、写真右:Anker 757)
Jackery 1000Plus | Anker 757 | |
接続可能台数 | Battery Pack 1000Plus 3台迄 | × |
拡張できる最大容量 | 1台追加時:2528Wh 2台追加時:3762Wh 3台追加時:5056Wh | × |
Jackery 1000Plusはエクストラバッテリー(オプション)をつないで「容量」を増やすことができますが、Anker 757はつなげません。
電気代や物価が上がり続け、戦争などでエネルギー供給が止まるかもしれないリスクがある中、状況に合わせて柔軟な対応が取れる機種の価値がより高まっています。エクストラバッテリーが使えるJackery 1000Plusは、リスクがより高まったときには容量を拡張できるメリットがあります
Q2. 使いやすさはどうなの?
ポータブル電源の使いやすさの指標はいろいろありますが、Jackery 1000Plus とAnker 757で特徴的な5つのポイントに焦点を当てて紹介します。
1) サイズ・重さと運びやすさ
2) 出力ポートの種類・数
3) 充電能力・充電の速さ
4) アプリによる遠隔操作
5) 音(充電音・動作音)の静かさ
1) サイズ・重さと運びやすさ
サイズ・重量
(写真左:Jackery 1000Plus、写真右:Anker 757)
Jackery 1000Plus | Anker 757 | |
サイズ | 356x260x283mm | 463x237x288mm |
重さ | 14.5Kg | 19.1Kg |
上の写真は実物の1/9縮尺で比較したものですが、Anker 757の方が横幅が少し大きいと感じます。
重さにおいては14.5Kgと19.1Kgと4.6Kgの違いがあり、持ち比べてみるとこの重さの差はかなり大きく感じます。
重さが19.1Kgもあると、力のない人が扱うには少し苦労するかもしれません。
「普段使い」するポータブル電源を選ぶ上で、大切なポイントの一つが「重量」です。Anker 757は重さが19.1Kgもあり、頻繁に動かすようであれば苦痛に感じるレベルです。ソーラー充電するために階段を上り下りする必要があったり、テーブルの上で使うためにポータブル電源を上げ下げする必要があるなら、なおさらあつかえるかが心配です。「自分の使い方にとってそのポータブル電源の重さが苦にならないか」は慎重に考える必要があります
持ち運びやすさ
(写真左:Jackery 1000Plus、写真右:Anker 757)
Jackery 1000Plusの取っ手はたたんで収納ができる持ち手です。
片手でも両手でも持てるできるだけでなく、腕にかけて持ち運ぶことも可能なのが特徴です。
Anker 757の取っ手は本体上部の左右の角に付いた持ち手で基本的には両手でつかんで持つ形です。
重さが19.1KgあるAnker 757の取っ手はかなり大きく、人間工学で持ちやすさと負担軽減を追求した形になっているそうです。とはいえ約20Kgと言えば2ℓのペットボトルの水10本に相当する重さです。重さだけでも体感するために、2ℓのペットボトル10本をまとめて持ってみることをおすすめします
2) 出力ポートの種類・数
(写真左:Jackery 1000Plus、写真右:Anker 757)
出力ポート | Jackery 1000Plus | Anker 757 |
合計 | 8 ACx3、USBx4、シガーx1 | 13 ACx6、USBx6、シガーx1 |
AC | 3 x 100V~最大20A 合計2000W | 6x100V 15A 最大1500W |
USB | USB-Ax2: Quick Charge3.0 5-6V/3A, 6-9V/2A, 9-12V/1.5A 各最大18W USB-Cx2: 5V/3A, 9V/3A, 12V/3A, 15V/3A, 20V/5A 各最大100W | 4xUSB-A 5V 2.4A(各最大12W) 1xUSB-C 各最大60W 1xUSB-C 最大100W |
シガー | シガーx 1:120W | 1x 12V 10A(最大120W) |
出力ポートの数はJackery 1000Plusが8口に対して、Anker 757は13口です。
Anker 757の方がAC出力ポート、USB出力ポート共に2つずつ多く配置されており、特にUSB-Aポートが4つも付いている点は他社にもない特徴です。
AC出力ポート数が多い方が便利そうに見えますが、より多くのACポートを同時に使いたい場合はテーブルタップや延長コードをつないで出力ポートを増やせば問題ありません
3) 充電能力・充電の速さ
AC(コンセント)充電
(写真左:Jackery 1000Plus、写真右:Anker 757)
Jackery 1000Plus | Anker 757 | |
AC入力 | 100V-120V 最大15A | 100~120V 12A 最大1000W パススルー充電時最大入力1200W |
満充電時間 | 1.7時間 | 1.5時間 1時間(80%) |
ACコンセントを使った充電速度は、Amker 757の急速充電に軍配が上がります。
ACコンセントを使った充電速度は、容量の差(1264.64Whと1229Wh)を考慮してもAnker 757の方がわずかながら速いといえます
ソーラー充電
(写真左:Jackery 1000Plus、写真右:Anker 757)
Jackery 1000Plus | Anker 757 | |
ソーラー入力W数 (最大) | 12-60V⎓11A, 2ポート電流制限22A, 合計800W | 11-32V 10A、32-60V 12.5A 最大600W |
満充電時間 | 2時間(800W) 4.5時間(400W) 9時間(200W) 18時間(100W) | 80%まで最短2時間(200Wx3) |
Jackery 1000Plusはソーラー入力W数が800Wあり、200Wのソーラーパネル(SolarSaga200)同時4枚接続で最速2時間で充電可能です。
Anker 757はソーラー入力W数が600Wですが、600Wのソーラーパネル接続で80%充電にかかる時間は2時間です。
同じ条件で測ったデータが見当たらないため確かなことは言えませんが、ソーラー充電速度の差はほとんどなさそうです
4) アプリによる遠隔操作
(写真左:Jackery 1000Plus、写真右:Anker 757)
Jackery 1000Plus | Anker 757 | |
接続方法 | WiFi/Bluetooth | Bluetooth |
操作内容 | ・遠隔操作 ・遠隔モニタリング ・カスタマイズ設定(急速充電/静音充電など) | ・遠隔操作 ・遠隔モニタリング ・カスタマイズ設定(充電電力/周波数/SOSモードなど) |
アプリ操作ガイド | Jackeryアプリ | Ankerアプリ |
Jackery 1000PlusもAnker 757もアプリに接続して遠隔操作が可能です。
Jackery 1000PlusはWiFiもしくはBluetooth、Anker 757はBluetoothに対応しています。
接続方法などは「アプリ操作ガイド」、アプリのデザインなどは上の写真を拡大してをご確認ください。
5) 音(充電音・動作音)の静かさ
(写真左:Jackery 1000Plus、写真右:Anker 757)
Jackery 1000Plusの騒音レベルは、通常モードで42dB以下、静音充電モードを選べば30dB以下という静かさです。
Anker 757の騒音レベルについて公式WEBサイトなどに記載はありませんが、Amazonの商品ページのカスタマーレビューにある「項目別評価:静音性」では4.3/5と高評価です。コメントは「うるさい」「うるさくない」両方の意見が見られますが、総合的に見て「静音性は高い」と判断できそうです
Q3. どれだけ長く使えるの?
バッテリーの種類とサイクル数
(写真左:Jackery 1000Plus、写真右:Anker 757)
Jackery 1000Plus | Anker 757 | |
バッテリー | リン酸鉄リチウムイオン電池 | リン酸鉄リチウムイオン電池 |
サイクル数 | 4000回以上(70%) | 3000回以上(80%) |
Jackery 1000Plus もAnker 757もリン酸鉄リチウムイオン電池を採用しています。
リン酸鉄リチウムイオン電池は電池の劣化が少なく寿命が長い特徴があり、Jackery 1000Plusは4000回以上、Anker 757は3000回以上のサイクル数を保証しています。
リン酸鉄リチウムイオン電池搭載のポータブル電源はどれも「毎日使っても10年以上使える」と長寿命です。Jackery 1000Plusの「4000回以上(70%)」は「4000回使用後も工場出荷時の70%の電池残量を保証する」、Anker 757の「3000回以上(80%)」とは「3000回使用後も工場出荷時の80%の電池残量を保証する」の意味です。どれほど差があるのかがよく分かりませんが、ほとんどの人は「毎日使う」こともないため、サイクル数の違いをそれほど気にする必要はなさそうです
Q4. 安心・安全に使えるの?
ポータブル電源を安心・安全に使うためには、ポータブル電源自体の「機能」も大切ですが、故障やトラブルが起きた時の「カスタマーサポート」、無料修理・交換などをしてもらえる「保証期間」なども大切な要素です。
1) 安心・安全に使うためのポータブル電源の機能
バッテリーマネジメントシステム
(写真左:Jackery 1000Plus、写真右:Anker 757)
Jackery 1000Plus もAnker 757もリン酸鉄リチウムイオン電池を採用しているため、バッテリーの発火や爆発が起こりにくく安全性は高いと言えます。
Jackery 1000Plusはリン酸鉄リチウムイオン電池の安全性に加え、「バッテリーマネジメントシステム(BMS)」や「ChargeShield技術」を搭載してポータブル電源を使う人の「安心・安全」を高めています。
公式WEBサイトのAnker 757商品ページには「バッテリーマネジメントシステム(BMS)」についての記載はありませんが、アマゾン店のサイトにある「Ankerブランド紹介」部分には次のように載っていました。
Ankerのポータブル電源全体について書かれた内容なので、Anker 757も同じ仕様だと思われます。
Ankerのポータブル電源シリーズの特徴は「長寿命」。充放電サイクル3000回以上を誇るリン酸鉄リチウムイオン電池に加え、Anker独自の【InfiniPower設計】を採用。内部電子部品の発熱抑制、堅牢な製品フレームの採用、そして発熱を監視 / 管理するバッテリー管理システムの導入等により、ポータブル電源製品全体の長寿命化を実現しました
※Ankerアマゾン店 Anker 757商品ページより一部抜粋
2) カスタマーサポート
Jackery 1000Plus | Anker 757 | |
問い合わせ | 電話:10:00-17:30(平日) メール:9:00-18:00(平日) チャット:10:00-18:00(平日) LINE問い合わせ:24時間365日 (オペレーター対応:平日10-17:30) | 電話:9:00-17:00(平日) メール チャット |
返品・交換 | 初期不良:30日以内 (送料Jackery負担) 購入者都合:7日以内 (送料購入者負担) | 初期不良:30日以内 (送料Anker負担) 購入者都合:製品代金返金 (送料購入者負担) |
返品・交換ポリシー詳細 | Jackery返品交換ポリシー | Anker保証について |
カスタマーサポートへの連絡のしやすさは、ポータブル電源を安心して使うために大切な項目です。
いくつものメーカーに問い合わせをしてきた経験から言うと、ジャクリの問い合わせ対応は最も迅速・丁寧で、とてもしっかりしている印象です。
Ankerへは数回しか問い合わせしたことはありませんが、その時の対応は特に問題ありませんでした。
Ankerはカスタマーサポートに力を入れており、カスタマーサポートは外注せず、すべて訓練を受けた自社の社員が担っているそうです
ジャクリのカスタマーサーポートについては、こちらの記事もご覧ください
3) 保証期間
(写真左:Jackery 1000Plus、写真右:Anker 757)
Jackery 1000Plus | Anker 757 | |
保証期間 | 最長5年(3年+2年追加) | 最長5年(1.5年+3.5年追加) |
保証を受ける条件 | Jackery公式サイトで購入した場合保証期間は自動で3年付与。保証期間を5年に延長する場合、公式サイト以外の正規取扱店(Amazon、楽天市場、ヤフー)で購入した場合は、公式サイトで製品登録で5年保証 | Anker公式サイト会員に登録すると3.5年の追加保証 |
Jackery 1000PlusもBluetti Anker 575も保証期間は業界最長クラスの5年間です。
最長の保証に延長する場合、公式サイト以外で製品を購入した場合などは、メーカー公式WEBサイトで製品登録しないと最長の保証を受けられない場合もありますのでご注意ください
ジャクリの保証・サポートなどについては、こちらをご覧ください
4) 実績と信頼性
(写真左:Jackery 1000Plus、写真右:Anker 757)
ジャクリは2015年に世界初のリチウムポータブル電源を開発し、2018年に世界初のポータブルソーラーパネルを開発したポータブル電源業界のリーディングカンパニーです。
世界累計販売台数300万台を超えるポータブル電源世界シェアNo1企業でもあります。
アンカーは、モバイルバッテリーを中心にスマホ、タブレット関連製品で有名な企業で、ポータブル電源などバッテリー商品で世界累計3,600万台を超える実績を誇ります。
ジャクリはポータブル電源業界、アンカーはモバイル充電業界におけるリーディングカンパニーで、実績・信頼性ともに申し分ありません
5) 使用後回収サービス
Jackery 1000Plus | Anker 757 | |
使用後回収サービス | △ | 〇 |
対象商品 | Jackery製品 (Plusシリーズ、ソーラーパネル、アクセサリー以外) | Anker製 モバイルバッテリー/ポータブル電源 |
梱包 | 購入者 | 購入者 |
送料 | 購入者払い (着払い不可) | 購入者払い (着払い不可) |
回収後 | リユース | リサイクル資源として再生 |
ジャクリもアンカーも使用済ポータブル電源の「回収サービス」を行っています。
回収されたポータブル電源はメーカーでリサイクルされるため、環境にやさしいサービスです。
Q5. 防災・災害時に役立つ機能は?
Jackery 1000Plus | Anker 757 | |
EPS | EPS (20ms) | UPS (20ms) |
LEDライト | 〇 | 〇 |
1) ESP(非常用電源)/USP(無停電電源装置)
(写真左:Jackery 1000Plus、写真右:Anker 757)
EPS(非常用電源)もUPS(無停電電源装置)も、急な停電時に壁のコンセントから通っていた電気をポータブル電源に切り替える機能です。
Jackery 1000Plus は切り替えに20ms(0.020秒)かかる「EPS」と書かれていますが、Anker 757は切り替えに同じ20ms(0.020秒)かかる「UPS」と書かれています。
切替に要する時間がどちらも20msと同じなので、どこがどう違うのかはっきりしません。
しかしどちらの商品ページにも同じような「注意」が書かれていましたので、Jackery 1000PlusのEPS(非常用電源)とAnker 757のUPS(無停電電源装置)は同レベルの性能だと思われます。
Jackery 1000Plus | Anker 757 | |
保証期間 | EPS(非常用電源) | UPS(無停電電源装置) |
注意事項 | この機能は非専門レベルのUPS機能のため、0msで切り替えることができません。そのためデータサーバーやワークステーションのような無停止充電が必要な要求の高い設備に使用しないようにしてください (※取扱説明書から一部抜粋) | 0ミリ秒の切替には対応していないため、データサーバーや医療機器など、非常時に不具合が起こると人命/財産に重大な危険を及ぼしうる用途でのご使用はお控えください (※Anker757商品ページから一部抜粋) |
2) LEDライト
(写真左:Jackery 1000Plus、写真右:Anker 757)
なお停電時に便利な「LEDライト」はJackery 1000PlusにもAnker 757にも搭載されています。
どちらの機種のライトも、照明用ランタンとSOS用フラッシュライトとして切り替えて使えます。
ポータブル電源を屋外で使う時にLEDライトが便利なのは分かりますが、実は普段使いで屋内で使う時もLEDライトがあると重宝します。突然の停電で焦っているときにポータブル電源にLEDライトが付いていれば簡単に点灯できますし、夜中にトイレに起きたときに足下灯として点灯すれば電気代のちょっとした節約にもなるからです
Q6. いくらで買えるの(通常価格・セール価格)?
単品 | Jackery 1000Plus | Anker 757 |
通常価格(単品) | 168,000円 | 169,900円 |
セール価格(単品) | 126,000円 (25%引き) (10月オータムセール) | 99,900円 (41%引き) (Amazonプライムデーセール価格) |
Jackery 1000Plus は2023年7月に発売されたばかりの商品ながら、直近のセールでは25%引きで売られていました。
2022年4月に発売されたAnker 757(単品)は、直近に行われたセールでは41%OFFの99,900円で売られていました。
金額を重視している人にとって、Anker 757の99,900円はかなりお買い得です。
Jackery 1000Plus | Anker 757 | |
セット販売 | Jackery 1000Plus +SolarSaga 100×1枚 通常価格:202,800円 | - |
単品販売を組合わせた場合 | - | Anker 757:169,900円+ Anker 625 100Wソーラーパネルx1枚 :34,900円 合計:204,800円 |
セール時の販売価格 | 162,240円 (20%引き) (10月オータムセール) | 125,800円: 99,900円+25,900円 (38%引き) (Amazonプライムデーセール価格) |
Jackery 1000Plusは100Wのソーラーパネル(SolarSaga 100)とのセット販売がされており、2023年10月のセールでは20%OFFの162,240円で売られていました。
Anker 757はソーラーパネルとのセット販売はされていませんが、ポータブル電源とソーラーパネルを別々に買ったとしてもセール時にはかなりお買い得です。
アマゾンプライムデーセールではポータブル電源が41%OFFの99,900円、100Wのソーラーパネル(Anker 625)が25%OFFの25,900円、2つ合わせて合計125,800円(38%OFF)とかなりお買い得になっていました。
現時点での最安値検索
それぞれの機種がいくらで買えるのか、現時点での最安値を簡単に調べられるリンクを載せておきます。
ポータブル電源の公式オンラインストア、公式アマゾン店、公式楽天市場店、公式Yahoo!店では定期的なセールや、タイムセールのような一時的な安売りも実施されています。
Jackery 1000Plusの現在の最安値は、こちらで調べることができます
Anker 757の現在の最安値は、こちらで調べることができます
※ この商品の販売はYahoo!店以外(2023年10月時点)
スペック詳細比較
Jackery 1000PlusとAnker 757のスペック詳細をまとめました。
詳しく比較するときにご利用ください。
Jackery 1000Plus | Anker 757 | |
発売日 | 2023年7月 | 2022年4月 |
通常価格 | 168,000円 | 169,900円 |
1Wh当り価格 | 132.84円 | 138.24円 |
サイズ | 356x260x283mm | 463x237x288mm |
重量 | 14.5Kg | 19.1Kg |
バッテリー | リン酸鉄リチウムイオン | リン酸鉄リチウムイオン |
サイクル数 | 4000回(70%) | 3000回(80%) |
周波数 | 50/60Hz切替 | 50/60Hz切替 |
出力波形 | 純正弦波 | 純正弦波 |
ファン回転音 | 30dB以下(静音モード) 42dB以下(通常モード) | No Date |
容量 | 1264.64Wh | 1229Wh |
定格出力 | 2000W | 1500W |
定電圧機能 | ー | ー |
最大出力 | 4000W | 2400W |
充電方法 | AC、ソーラー、シガー | AC、ソーラー、シガー |
出力ポート(合計) | 8口 | 13口 |
動作温度 | -10℃~45℃ | -20℃〜40℃ |
充電温度 | 0℃~45℃ | 0℃〜40℃ |
保管温度 | ー | No Date |
保証期間 | 5年 | 5年 |
認証/認定 | UN38.3 | UN38.3、UL、FCC、RoHS |
AC充電 入力W数 | 100-120V, 最大15A | 100~120V, 12A(最大1000W) |
AC充電 充電時間 | 1.7時間 | 1.5時間 1時間(80%) |
ソーラーパネル充電 入力W数 | 2-60V, 11A 2ポート電流制限22A(合計800W) | 11-32V 10A、32-60V 12.5A(最大600W) |
ソーラーパネル充電 充電時間 | 2時間(800W) 4.5時間(400W) 9時間(200W) 18時間(100W) | 1.5時間 1時間(80%) |
シガーソケット充電 入力W数 | 12V対応 | No Date |
シガーソケット充電 充電時間 | 12/24V対応 既定値は8A | 1.5時間 1時間(80%) |
その他充電 | ー | ー |
AC出力 | 3口 100V~, 最大20A, 50/60Hz(合計2000W) | 6口 100V,15A 50Hz/60Hz(最大1500W) |
USB-A出力 | 2口 Quick Charge3.0 5-6V, 3A, 6-9V, 2A, 9-12V, 1.5A(各最大18W) | 4口 5V 2.4A(各最大12W/合計最大48W) |
USB-C出力 | 2口 5/9/12/15V, 3A, 20V, 5A(各最大100W) | 2口 1x 5/9/15/20V, 3A(最大60W) 1x 5/9/15/20V, 3A/ 20V, 5A(最大100W) |
DC出力 | 1口 ソガーシケットx1 12V, 10A(合計120W) | 1口 シガーソケットx1 12V, 10A(最大120W) |
拡張バッテリー | 〇 最大3台(5058Wh) | ー |
パススルー | △ 可能だが推奨せず | 〇 |
UPS | 〇 EPS 20Ms | 〇 20Ms |
アプリ連携 | 〇 W-iFi、Bluetooth | 〇 Bluetooth |
LEDライト | 〇 | 〇 3段階調整+SOS |
ワイヤレス給電 | × | × |
【取扱説明書はこちらをご覧ください】
まとめ
Jackery 1000Plus とAnker 757の詳細を、公式WEBサイトで公表されている情報を元に比較しました。
どちらのポータブル電源も実績・信頼性の高いメーカーが作る商品で甲乙つけがたいところですが、普段使いや災害に備えてポータブル電源を買うのであれば使いやすさで勝る「Jackery 1000Plus」の方がややおすすめです。
【Jackery 1000Plusで特におすすめするポイント】
・基本スペック(容量・定格出力・最大出力)で勝る
・エクストラバッテリーで容量を拡張できる
・より軽量・コンパクトで扱いやすい
・静音性が高い
「Anker 757」はスペックや充電速度、静音性など多くの部分でJackery 1000Plusと肩を並べるレベルですが、重量とエクストラバッテリーだけは明らかに劣っていました。
しかしAnker 767はセール開催時にかなりお買い得に買えることがありますので、金額的には狙い目かもしれません。
いずれにせよ、どのポイントを重視するかで選ぶ機種も変わります。
比較したデータをよく見比べながら、自分にあった一台を選んでください。
Jackery 1000Plusの比較記事は、こちらをご覧ください
【人気メーカー4社のセール情報】
Anker, Bluetti, EcoFlow, Jackeryのセール、お買い得情報を紹介します
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