家で電気を作るならどっち?ポータブル電源と発電機を徹底比較

ポータブル電源と発電機徹底比較

みなさんこんにちは ! 管理人のありーなです

エネルギー不足が叫ばれる昨今、自宅での電力確保を検討し始めた時、まず頭に浮かぶのが「発電機」ではないでしょうか?

かつての私もそうでした。しかし、調べていくうちに、家庭環境では発電機よりもポータブル電源の方が現実的だと分かりました。

この記事では、発電機とポータブル電源の違いを徹底的に比較し、どちらが家庭での電力確保に適しているのかを検証します。

発電機とポータブル電源の違いを知りたい!
発電機とポータブル電源の使用時の違いを知りたい!
発電機とポータブル電源の使用前の違いを知りたい!
発電機とポータブル電源の使用後の違いを知りたい!
発電機とポータブル電源選ぶならどっちがいいのかを知りたい!

そんな方はぜひ続きをご覧ください。

室内で使う電力確保の方法はポータブル電源一択です。発電機と比較すると、出力や持続時間では劣りますが、騒音も排気もなく安全に使うことが可能です。発電機とポータブル電源の特徴を比較しながら詳しく紹介します


目次

1. 発電機とポータブル電源:大きな違いとは?

1) 発電機とポータブル電源の基本

発電機とポータブル電源は、どちらも電力を供給する機器ですが、その基本的な仕組みは大きく異なります。

発電機は、ガソリンやガスなどの燃料を使い、エンジンを動かすことで電気を「作る」機械です。

一方、ポータブル電源は、コンセントや太陽光発電などで充電した電気を「溜める」機械、つまり蓄電池です。

ポータブル電源もソーラーパネルと併用すれば、電気を「作る」ことはできますが、発電機と比較すると、電力を得るまでに時間がかかってしまいます。

2) 比較のポイント

発電機とポータブル電源を比較する上で重要なポイントは、大きく分けて3つあります。

「使用時」には、使える時間、出力、動作音、排気、環境などが挙げられます。

次に「使用前」には、燃料や充電の必要性、点検の有無などが考慮すべき点となります。

最後に「使用後」には、メンテナンスの手間や保管時の注意点などを比較する必要があります。

これらの要素を総合的に判断することで、どちらが家庭での利用に適しているかを見極めることができるでしょう。

2. 「使用時」における発電機とポータブル電源の比較

【発電機とポータブル電源の比較(使用時)まとめ】
発電機ポータブル電源
1) 使える電力量
(使える時間の長さ)

燃料を補充できる限り使える
(長時間の利用も可能)
×
蓄電した電気の範囲で使える
(長時間の利用に不向き)
2) 使える電化製品
(定格出力の大きさ)

出力が大きい
×
出力は小さめ
3) 動作音の大きさ
(騒音レベル)
×
動作音が大きい

駆動音が小さい
4) 排気の有無×
排気が出る

排気が出ない
5) 使用環境
温度・環境に制約あり

温度・環境に制約あり



1) 使える電力量(時間)

使える電力量(時間)で比較すると、発電機は燃料を補充すれば長時間使い続けられる一方、ポータブル電源は蓄電量に依存するため、長時間の連続利用には不向きです。

ポータブル電源もACコンセントやソーラーパネルを繋げば充電できますが、充電中に使うことは基本的にはできませんし、ソーラー充電する場合は太陽光が必要である程度の長時間かかります。

2) 使える電化製品(出力)

使える電化製品(出力)で比較すると、発電機の方が高出力で、より多くの電化製品を同時に動かせます。

ポータブル電源も様々な家電製品を使えますが、発電機と比べると、出力が小さい傾向にあります。

特に、消費電力の大きい家電製品を使いたい場合は、発電機の方が有利と言えるでしょう。

参 考

【発電機とポータブル電源の出力(一般的な機種の場合)】

発電機ポータブル電源
ガソリン式:1600~5500VA
カセットガス式:600~900VA
200~3000W

発電機で使っている「VA(皮相電力)」はV(電圧)とA(電流)を掛けあわせたもので、電気製品を動かすために消費される損失を考慮していない理論上の電力量です。ポータブル電源で使っている「W(消費電力)」もVにAを掛けあわせて算出するのは同じですが、損失を考慮した実際の電力量です


3) 動作音(騒音レベル)

動作音(騒音レベル)で比較すると、ポータブル電源の方が圧倒的に静かです。

発電機は、エンジンを搭載しているため、動作音が大きく、住宅地での使用は基本的に困難です。

一方、ポータブル電源は、駆動音が小さいため、屋内でも比較的静かに使用することができます。

参 考

【発電機とポータブル電源の騒音値(一般的な機種の場合)】

発電機ポータブル電源
ガソリン式:62.6~94dB
カセットガス式:67~84dB
50dB前後


【騒音レベルの基準】

騒音レベル感じる目安具体例
40dB静か戸建住宅地(昼間)、高層住宅地域(夜間)、図書館内
50dB普通高層住宅地域(昼間)、書店の店内、役所の窓口周辺
60dB普通銀行の窓口周辺、ファミリーレストラン店内、バスの車内
70dBうるさい主要幹線道路周辺(昼間)、地下鉄車内、従来鉄道の車内、航空機内
80dBうるさいゲームセンター店内
90dBきわめてうるさいパチンコ店内

※ 環境省「生活騒音パンフレット」より一部抜粋して作表

4) 排気の有無

排気の有無で比較すると、ポータブル電源は全く排気を出しません。

一方、発電機はエンジンを使用するため、一酸化炭素を含む排気を排出します。

そのため、発電機を室内で使用すると、中毒の危険性があるため、絶対に避ける必要があります。

注意点

【排気ガス(ガス中毒)に注意】

✔ 屋内、倉庫、車内、井戸、トンネル、タンク内など換気の悪い場所では使用しないでください(室内不可、屋外でも換気の悪い場所は不可)

✔ 排気ガス中に毒性の強い一酸化炭素が多く含まれているため、一酸化炭素による中毒死の恐れがあります


5) 使用できる環境

使用できる環境については、発電機もポータブル電源も、温度や場所に関する制約があります。

発電機は、雨天時や高温多湿の場所での使用は避ける必要があります。

一方、ポータブル電源も、低温環境下では電池の消耗が早くなるため、使用環境に注意が必要です。

参 考

【使用できる環境温度(一般的な機種の場合)】

発電機ポータブル電源
ガソリン式:0~40℃程度
カセットガス式:5~40℃程度
-10~40℃程度


注意点

【使用上の注意点(一般的な機種の取扱説明書より)】

発電機ポータブル電源
・雨の中や水のかかる場所では使用しない
・周りに危険物や燃えやすいものを近づけない
・建物や設備から1m以上離す
・発電機の周囲を囲ったり箱をかぶせない
・使用中は発電機を傾けたり移動しない
・平坦で安定した場所で使う
・煙・異音・異臭がある時は使用をやめる
・落としたり破損した場合は使用をやめる
・内部に水や異物が入った時は使用をやめる
・火のそばや炎天下の車内、40℃以上の高温の場所で使用したり放置しない
・水・液体を入れたり、雨などで濡らさない
・ものを載せたり不安定な場所に置かない
・強い衝撃や振動を与えない


3. 「使用前」における発電機とポータブル電源の比較

発電機ポータブル電源
燃料の確保・備蓄×
確保必要

確保不要
電気の事前充電
充電不要
×
充電必要
事前の点検×
必要

不要

1) 燃料の確保・備蓄

発電機を動かすためには、ガソリンやカセットガスなどの燃料を確保し、備蓄しておく必要があります。

これは、手間がかかるだけでなく、安全面にも配慮が必要です。

一方、ポータブル電源は、電気を充電するため、燃料を確保・備蓄する必要はありません。

2) 事前の点検・準備

発電機は、使用前に燃料を補充したり、オイルやスパークプラグなどの点検が必要になるため、使用準備に手間がかかります。

一方、ポータブル電源は、充電さえ済ませておけば、すぐに使用することができるため、手軽に使えるというメリットがあります。

4. 「使用後」における発電機とポータブル電源の比較

発電機ポータブル電源
使用後のメンテナンス×
清掃必要
燃料抜き・オイル補給

清掃不要
定期的なメンテナンス
オイル交換/動作点検

電気残量確認・充電

1) 使用後のメンテナンス

発電機は、使用後にも燃料を抜いたり、清掃やオイル交換などの定期的なメンテナンスが必要です。

これらの作業には手間がかかるだけでなく、ある程度専門的な知識も必要になります。

一方、ポータブル電源は、使用後に特別なメンテナンスは必要ありません。

自然放電による残量確認と充電をしておけば、いつでも使うことができます。

2) 保管時の注意点

発電機を長期間使用しない場合は、燃料を抜くなど、安全に保管する必要があります。

一方、ポータブル電源を長期間保管する場合は、電池残量を一定程度に保つ必要があり、取扱説明書に従って適切に保管する必要があります。

5. ポータブル電源と発電機:家庭で選ぶならどっち?

1) 家庭での発電機利用の現実

発電機は、出力が大きく、長時間の使用にも適していますが、騒音や排気の問題から、住宅地での使用は現実的ではありません

また、燃料の確保やメンテナンスなど、手間がかかるため、家庭での使用には不向きと言えるでしょう。

非常時などに必要に迫られても、安全に屋内で使うことは困難です。

2) 家庭でポータブル電源を選ぶべき理由

ポータブル電源は、発電機と比較すると、出力や持続時間では劣りますが、安全性が高く、屋内で使用することができます

燃料の備蓄やメンテナンスも不要なので、手軽に使うことができ、ソーラーパネルと併用すれば、電気を自給自足することも可能です。

これらの点から、ポータブル電源は、家庭での電力確保において、より現実的で優れた選択肢と言えるでしょう。

また、日常使いから災害対策まで、幅広い用途で活用できるという点も魅力的です。

まとめ:家庭で電気を作るならどっち?ポータブル電源と発電機比較

発電機は、電力を供給する力では優れていますが、騒音や排気の問題から、一般家庭で使うには現実的ではありません。

そのため、家庭で電気を確保するのであれば、ポータブル電源とソーラーパネルをセットで購入するのが最善策と言えるでしょう

ソーラーパネルとセットで使うことで、電気代の節約や災害時の備えとしても活用でき、より快適で安心な生活を送ることができます。

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