ポータブル電源

『EcoFlow DELTA3 Plus』1000Wh(大容量)最新ポータブル電源の比較

EcoFlow DELTA3 Plus最新ポータブル電源比較
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みなさんこんにちは ! ありーなです

ありーな

ポータブル電源の人気メーカーEcoFlow(エコフロー)から1000Whクラスの最新ポータブル電源『DELTA3 Plus』が発表されました。大人気モデル「DELTA2」の後継機種で、急速充電機能や内蔵バッテリー、静音性、拡張性など、いくつものポイントで大きく進化しています。その特徴を紹介した上で、前世代機種「DELTA2」や他社ライバル機種と比較します

1. 新機種「EcoFlow DELTA3 Plus」の特徴

EcoFlowの人気機種DELTA2の後継機としてDELTA3 Plusが発表されました。

DELTA3 Plusは9月1日発売予定のDELTA3シリーズの1機種です。

11月1日には「DELTA3(容量1024Wh、AC1500W/PV500W入力)」が発売される予定です。

2020年4月、次世代ポータブル電源として登場した「EF DELTA」の流れをくむモデルで、後継機「DELTA2(2022年8月発売)」と共に、EcoFlowを代表する機種として人気を博してきたポータブル電源です。

ユーザーのニーズに合わせて進化し続けてきたEcoFlowを代表する機種が、デザインも一新して登場です。

まず最初にDELTA3 Plusで注目すべき特徴を見てみましょう。

1) 業界最速充電時間(高い充電能力)

充電方法項目EcoFlow DELTA 2EcoFlow DELTA3 Plus
AC充電入力W数最大1200W(X-Strean)
100-120V, 10A
最大1500W
100-120V, 15A
充電時間80分(100%)
50分(80%)
56分(100%)
40分(80%)
ソーラーパネル充電入力W数11-60V, 最大電流15A(最大500W)最大1000W
11-60V, 最大電流15A(500W)x2ポート
充電時間2.5時間(400W)
4.5時間(220W)
6.5時間(160W)
9時間(110W)
70分(1000W)
2時間(500W)
シガーソケット充電入力W数12/24V対応 既定値は8AAlternator Charger800W
充電時間11時間(96W)1.3時間
発電機充電使用機種EcoFlowスマート発電機EcoFlowスマート発電機
(ハイブリッド)
充電時間80分(最大1100W)56分(1400W)

DELTA3 PlusのAC入力は56分で100%充電が可能です。

容量が同じDELTA2(1024Wh)は満充電まで80分必要だったので、比べると24分(30%)短縮されたことになります。

なおDELTA3 Plusより容量が小さな「RIVER2 Pro(768Wh)」でも満充電するのに70分かかりますので、DELTA3 Plusの充電速度がいかに早いかが分かります。

ソーラーパネルでの充電時間もかなり急速です。

500WのDC入力ポートが2口付いたことで、入力W数(最大)はDELTA2の2倍の1000Wになりました。

その他のお充電方法も急速で、800W走行充電器(Alternator Charger)ならば1.3時間、1400WのEcoFlowスマート発電機(ハイブリッド)なら56分で満充電可能です。

ありーな

DELTA3 Plusの充電能力で一番うれしいのはソーラー充電能力の大幅な向上です。ソーラーパネルを1000Wまでつなげるので、大き目のソーラーパネルや複数のソーラーパネルを置けるスペースがある家庭にとってはかなりの朗報です

2) 大容量・高出力なスペック

機種名EcoFlow DELTA 2EcoFlow DELTA3 Plus
容量1024Wh1024Wh
定格出力1500W1500W
定電圧機能X-Boost 1900WX-Boost 2000W+100W
最大出力3000W3000W0

EcoFlow DELTA3 Plusは、1000Whクラスのポータブル電源としては十分なスペックを備えています。

「定電圧機能(X-Boost)」が100W増えたという点だけが、DELTA2からの変わった部分ですが、これはDELTA2から備わっていた容量1024Wh、定格出力1500W、最大出力3000Wというバランスが、このサイズのポータブル電源には適していたとも受け取れます。

DELTA3 Plusのスペック(容量・定格出力など)について少し詳しく見てみましょう。

① 容量(DELTA2: 1024Wh ⇒ DELTA3 Plus: 1024Wh)

容量が大きければそれだけ長時間電化製品を動かすことができますが、DELTA3 Plusは上図にあるような電化製品を使えます。

実はこの図は、DELTA3 Plusの商品ページには載っておらず、DELTA2の商品ページから持ってきました。

どちらも同じ容量(1024Wh)の機種なので、DELTA3 Plusでも当然ながら同じように電化製品を使えます。

なおDELTA3 Plusの商品ページにはこの図は載っていませんが、それとは別に次のようなデータが掲載されています。

計測した電化製品の消費電力(W)が載っていませんが、参考まで載せておきます。

用途電化製品名消費電力使用可能時間
家庭用バックアップテレビ記載なし8時間
Wi-Fiルーター記載なし58時間
電子グリル記載なし0.7時間
アウトドア扇風機記載なし18時間
RVポータブルエアコン記載なし2時間
現場作業ドローン記載なし20時間
カメラ記載なし100時間
ノートパソコン記載なし16.67時間

ありーな

「使用可能時間」は、使う電化製品の消費電力によって異なります。例えばDELTA3 Plusで消費電力30Wのテレビを使った場合と、45Wのテレビを使った場合では、「使用可能時間」は変わります。DELTA3 Plusの商品ページには「消費電力」が書かれていないため、上の表はあくまでも参考程度とお考え下さい(実際は逆算すればおよその消費電力を算出できますが、公称値としての記載はありません)

② 定格出力(DELTA2: 1500W ⇒ DELTA3 Plus: 1500W)

一般家庭で使われているコンセントの出力は1500Wです。

そのためポータブル電源の定格出力が1500Wあれば、家庭で使っているほぼすべての電化製品が使えます。

DELTA3 Plusの定格出力は1500Wあるので、車中泊やキャンプで使う電化製品はもちろんのこと、停電時に家庭で使う時にも不便はありません。

ありーな

一部の高出力家電(エアコンやIHクッキングヒーターなど)で使えないものもありますが、調理家電やヒーターなど、出力が大きめな家電でも問題なく使えます

③ 定電圧機能(DELTA2: 1900W ⇒ DELTA3 Plus: 2000W)

「定電圧機能」とは、ポータブル電源の「定格出力」を超える消費電力を持つ電化製品でも、電化製品側の消費電力を下げることによって使えるようにする機能です。

DELTA3 Plusの定格出力(1500W)を超えて電化製品を使いたい場合、消費電力2000Wまでの機器なら動かせます。

ただし定電圧機能は、電化製品を動かすことを優先して電化製品側の消費電力を下げるため、使えはしますが電化製品本来のパワーでは動きません

パワーが落ちた状態で動かしているので、例えば電子ケトルでお湯を沸かす場合、通常よりも長い時間が必要となります。

ありーな

X-Boost機能は「加熱デバイス(電気毛布、湯沸かし器、ヒートポンプ、ドライヤー、電子ケトルなど)」での使用に適した機能です。精密機器(パソコン・スマホなど)や高出力の電化製品(エアコン・電子レンジなど)の使用は推奨されていませんので注意が必要です

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3) 内蔵バッテリーの進化

機種名EcoFlow DELTA 2EcoFlow DELTA3 Plus
バッテリーリン酸鉄リチウムイオンリン酸鉄リチウムイオン
IP65防水、防塵、防油
防水/防塵/防油
サイクル数3000回(80%)4000回(80%)+1000回

DELTA3 Plusに搭載されているバッテリーはDELTA2と同じ「リン酸鉄リチウムイオン電池」ですが、ポータブル電源の寿命の目安であるサイクル数が4000回(80%)とDELTA2より1000回増えました

また、バッテリーパックがIP65等級の防水/防塵/防油性(本体の防塵防水等級はIP20)となった点や、バッテリーを三重で保護する「X-Guard」と言う独自の安全機能が新たに採用された点にも注目です。

ありーな

「安心・安全に長く使える」と言う意味では、DELTA3 Plusはかなり進歩しています

4) 静音性の向上

ポータブル電源使用時にはファン回転音やインバーター動作音などが多少はするものですが、静音性が優れた機種であれば音による不満は軽減されます。

DELTA2の商品ページに静音性の記載はありませんでしたが、DELTA3 Plusの商品ページでは「30dBの超静音動作」としてX-Quietテクノロジーが採用されたことが載っています。

600Wで使う場合は30dB以下、1200Wのときでも40dB以下という静かさです。

ありーな

2022年8月に発売されたDELTA2の場合もそうでしたが、EcoFlowのポータブル電源は商品ページで静音性について触れてきませんでした。しかし2023年5月発売のDELTA2 Max以降静音性がかなり向上し、商品ページにも記載されるようになりました

5) 拡張性の向上

EcoFlow DELTA3 Plusの拡張性の高さは大きな魅力です。

拡張バッテリーとの互換性が高く、DELTA 2専用エクストラバッテリー(1024Wh)、DELTA 2 Max専用エクストラバッテリー(2048Wh)、DELTA Pro 3専用エクストラバッテリー(4096Wh)、DELTA 3専用エクストラバッテリーに接続できます

DELTA2の拡張性は最大3040Whでしたが、DELTA3 Plusは接続する拡張バッテリーの種類によって2048Wh、3072Wh、5120Whに拡張できます

また、従来機種では「エクストラバッテリーポート」が本体側面にありましたが、DELTA3 Plusでは本体背面に変更されました。

このデザイン変更により、エクストラバッテリーを積み重ねて使うことや壁に寄せての配置することが可能となりました。

ありーな

ポータブル電源購入後に容量を増やす方法は2通りあります。1つは拡張バッテリーを購入して使える容量を増やす方法、2つ目はポータブル電源をもう1台購入して使える容量を増やす方法です。拡張バッテリーを使い容量を増やす可能性がある人にとって、DELTA3 Plusの拡張性は魅力です

6) EPS/UPS機能の進化

DELTA2には30MsのEPS(非常用電源)機能が搭載されていましたが、DELTA3 Plusでは10MsのUPS機能に進化しました。

雷などの影響でコンセントからの電気が急に止まった場合、「30MsEPS」では30MS(ミリ秒)以内にポータブル電源からの給電に切り替えてくれました。

DELTA3 Plusの「10Ms UPS」では、切替速度が1/3の10Ms(ミリ秒)に早まったためより高度な精密機器(NAS装置、PCホスト、ラップトップなど)を安全に保護します。

NASサーバーやHID通信にも対応しており、バッテリーが切れるまでにデータを保存してサーバをシャットダウンするようにサーバーに信号を送る機能も付いています。

ありーな

UPS機能付ポータブル電源は、最近頻発している台風や落雷、予期せぬ小規模停電などから大切な機器やデータを守ってくれます。ただし安定性の観点から、医療機器(例:医療用人工呼吸器)への電源供給源としての使用は推奨していませんので注意が必要です

7) 使いやすさ(操作性)の向上

【DELTA3 Plusの前面(左)と背面(右)】

【DELTA2の前面(右)と背面(左)】

DELTA3 Plusはデザインが一新されました。

DELTA2(写真下)では主電源(メイン電源ボタン)や液晶ディスプレイのある「前面(写真右)」にはUSB出力ポートだけが配置されており、使用頻度が高いAC出力ポートは「背面(写真左)」にありました。

DELTA3 Plus(写真上)ではレイアウトが大きく変わり、主電源や液晶ディスプレイがある「前面(写真左)」に使用頻度が高いAC出力ポートとUSB出力ポートが配置されました。

この変更により使い勝手(操作性)が大きく上がると期待できます。

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2. 前世代モデル「DELTA2」との詳細スペック比較



次に前世代モデル「DELTA2」と新機種「DELTA3Plus」の違いを詳細に見てみましょう。

変更点のポイントを最右列に「差」として表示しています。



【基本スペック】
機種名EcoFlow DELTA 2EcoFlow DELTA3 Plus
発売日2022年8月2024年9月
通常価格143,000円149,600円+6,600円
1Wh当り価格139.65円/Wh146.09円/Wh+6.44円/Wh
サイズ400x211x281mm
(3辺合計892mm)
398x200x284 mm
(3辺合計882mm)
-10mm
重量12Kg12.5Kg+0.5Kg
バッテリーリン酸鉄リチウムイオンリン酸鉄リチウムイオン
IP65防水、防塵、防油
防水/防塵/防油
サイクル数3000回(80%)4000回(80%)+1000回
周波数50Hz/60Hz切替50Hz/60Hz切替
出力波形純正弦波純正弦波
静音性(50dB)30dB(600W時)
40dB(1200W時)
-10dB以上
容量1024Wh1024Wh
定格出力1500W1500W
定電圧機能X-Boost 1900WX-Boost 2000W+100W
最大出力3000W3000W0
充電方法AC、ソーラー、シガー、発電機AC、ソーラー、シガー、発電機
出力ポート15口13口USB-Aポート2口減
動作温度-10℃〜45℃-10℃〜45℃0
充電温度0℃〜45℃0℃〜45℃0
保管温度-10℃〜45℃-10℃〜45℃0
保証期間5年5年0
【入力(充電)】
充電方法項目EcoFlow DELTA 2EcoFlow DELTA3 Plus
AC充電入力W数最大1200W(X-Strean)
100-120V, 10A
最大1500W
100-120V, 15A
+300W
充電時間80分(100%)
50分(80%)
56分(100%)
40分(80%)
-24分(100%)
-10分(80%)
ソーラーパネル充電入力W数11-60V, 最大電流15A(最大500W)最大1000W
11-60V, 最大電流15A(500W)x2ポート
+1ポート
(+500W)
充電時間2.5時間(400W)
4.5時間(220W)
6.5時間(160W)
9時間(110W)
70分(1000W)
2時間(500W)
-80分(最短)
シガーソケット充電入力W数12/24V対応 既定値は8AAlternator Charger800W
充電時間11時間(96W)1.3時間
発電機充電使用機種EcoFlowスマート発電機EcoFlowスマート発電機
(ハイブリッド)
充電時間80分(最大1100W)56分(1400W)-24分
【出力(給電)】
給電方法EcoFlow DELTA 2EcoFlow DELTA3 Plus
AC出力6口
100V, 15A 50Hz/60Hz, 1500W(X-Boost1900W)
6口
100V, 15A 50Hz/60Hz, 1500W(X-Boost2000W)
0
USB-A出力4口
2x 5V, 2.4A(各最大12W 合計24W)
2x First Chargerx2 5V, 2.4A/9V, 2A/12V, 1.5A(各最大18W 合計36W)
2口
5V/9V/12V⎓3A(各最大36W 合計72W)
充電プロトコル:QC3.0
-2口
但し高速化
USB-C出力2口
5/9/12/15/20V, 5A(各最大100W 合計200W)
2口
5/9/12/15V⎓ 最大 3A、20V/28V⎓ 最大 5A(各最大 140W 合計280W)
充電プロトコル:UFCS(36W)/PD3.1/QC3.0
各+40W
合計+80W
DC出力3口
シガーソケットx1 12.6V, 10A(最大126W)
DC5521x2 12.6V, 3A(各最大38W)
3口
シガーソケットx1 12.6V⎓10A
DC5521x2 12.6V⎓3A/3A
0

【他機能】
機能名EcoFlow DELTA 2EcoFlow DELTA3 Plus
拡張バッテリー
最大1台(3040Wh)

最大1台
(2048/3072/5120Wh)
+2080Wh(最大)
パススルー
UPS
EPS 30Ms

UPS 10Ms
-20Ms
アプリ連携
Wi-Fi/Bluetooth

Wi-Fi/Bluetooth
LEDライト××

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3. EcoFlow DELTA3 Plusとライバル機種の比較

本ブログでは実績と信頼ある4メーカー(Anker、Bluetti、EcoFlow、Jackery)のポータブル電源をおすすめしています。

今回はEcoFlow以外の3メーカーからEcoFlow DELTA3 Plusのライバル機種を選び比較します。

【EcoFlow DELTA3 Plusと比較するライバル機種①】

Anker Solix C1000 Portable Power Station 

2023年11月に発売されたAnker Solix C1000 Portable Power Stationは、容量1056Wh、定格出力1500Wのリン酸鉄リチウムイオン電池搭載ポータブル電源です。超急速充電ポータブル電源(100%までわずか58分で充電可)で、1000Whクラスの他機種と比べると約15%の省サイズを実現しています。UPS、アプリ連携、拡張バッテリー連結、Surge Pad(2000W)などの機能も搭載しており、ベージュとグレーの2色から選べるのも特徴です

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【EcoFlow DELTA3 Plusと比較するライバル機種②】

Jackery 1000NEW  

2024年7月に発売されたJackery 1000NEW は、容量1070Wh、定格出力1500Wのリン酸鉄リチウムイオン電池搭載機種ポータブル電源です。1070Whの容量を持ちながら10.8Kgと軽量でサイズもコンパクトコンパクト、最短1.7時間の高速充電(緊急モードなら最短60分)や4000回(70%)のサイクル数、20msで切り替わるUPS機能を搭載した多機能ポータブル電源です

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【EcoFlow DELTA3 Plusと比較するライバル機種③】

Bluetti AC180

2023年6月に発売されたBluetti AC180 は、容量1152Wh、定格出力1800Wのリン酸鉄リチウムイオン電池搭載ポータブル電源です。家にある電化製品のほとんどが使えるほどの出力(1800W)は、電力リフトで最大2700Wまで使えます。急速充電、3500回のサイクル数、ワイヤレス給電、アプリ連携、UPS機能など豊富な機能を備えた1台です

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1) DELTA3 Plusとの「スペック(容量・定格出力・最大出力)」比較

DELTA3 Plusスペック比較

※ 「水色」がAnker、「オレンジ」がJackery、「灰色」がEcoFlow、「紺色」がBluetti

まず最初は、スペック(容量・定格出力・最大出力)比較です。

上のバブルチャートでは横軸が「容量(Wh)」縦軸が「定格出力(W)」円の大きさが「最大瞬間出力(W)」を表しています。

右側にある機種ほど「容量」が大きく、より多くの電気を使えることを意味します。

より上に行くほど「定格出力」が大きく、より消費電力の大きな電化製品を動かすことができます。

また上向きに「矢印(↑)」の付いた機種は、「定電圧機能」を搭載したポータブル電源を表しますです。

グラフを表にすると次の通りです。

機種名容量定格出力最大出力定電圧機能
EcoFlow DELTA3 Plus1024Wh1500W3000WX-Boost 1900W
Anker Solix C10001056Wh1500W2000WSurge Pad機能2000W
Jackery 1000 NEW1070Wh1500W3000W
Bluetti AC1801152Wh1800W2700W電力リフト2700W

ありーな

スペック面(容量、定格出力)で言うとBluetti AC180が最も優れています

2) DELTA3 Plusとの「サイズ(大きさ)」比較

2つ目は、サイズ(大きさ)比較です。

容量1000Wh以上のポータブル電源サイズはそれなりに大きくなります。

使う場所や使い方によってはサイズ(大きさ)が問題になりますので、購入前にサイズや形を確認してください。

上の写真は、それぞれの機種を1/17に縮小した写真です。

機種名サイズ
(横×奥行×縦)
3辺合計
EcoFlow DELTA3 Plus400x211x281mm892mm
Anker Solix C1000376x205x267mm848mm
Jackery 1000NEW327×224×247mm798mm
Bluetti AC180340×247×317mm904mm

ありーな

3辺合計のサイズで言うと、最も小さいのが「Jackery NEW」で最も大きいのが「Bluetti AC180」です

3) DELTA3 Plusとの「重量(重さ)」比較

DELTA3 Plus重量比較

※ 「オレンジ」がJackery、「水色」がAnker、「紺色」がBluetti 、「灰色」がEcoFlow

3つ目は、重量(重さ)比較です。

容量1000Whクラスのポータブル電源の重さは約10~20Kgで、持つ人によっては重く感じるかもしれませんが、Bluetti AC180を除く3機種はかなり軽いのが特徴です。

上のグラフを表にしましたが、エネルギー密度(Wh/g)の載せています。

エネルギー密度が大きな機種ほど、小型軽量で長時間使えるポータブル電源と言えます。

機種名重量容量(Wh)エネルギー密度
(Wh/g)
EcoFlow DELTA3 Plus12.5Kg1024Wh0.08g
Anker Solix C100012.9Kg1056Wh0.08g
Jackery
1000 NEW
10.8Kg1070Wh0.1g
Bluetti
AC180
16Kg1152Wh0.07g

ありーな

重量・エネルギー密度共に、最も優れているののが「Jackery NEW」で最も劣っているのが「Bluetti AC180」です。同程度のポータブル電源であればやはり軽い方が使いやすいと言えます

4) DELTA3 Plusとの「寿命(バッテリーの種類)」比較

機種名バッテリーサイクル数
EcoFlow DELTA3 Plusリン酸鉄リチウムイオン4000回(80%)
Anker Solix C1000リン酸鉄リチウムイオン3000回(80%)
Jackery 1000NEWリン酸鉄リチウムイオン4000回(70%)
Bluetti AC180リン酸鉄リチウムイオン3500回(80%)

4つ目は、寿命(バッテリーの種類)の比較です。

比較している4機種は全てリン酸鉄リチウムイオン電池搭載のポータブル電源ですが、同じバッテリーでもサイクル数に結構差があります。

サイクル数においてはEcoFlow DELTA3 Plusが他のポータブル電源より勝っています。

ありーな

DELTA3 Plusのバッテリーはサイクル数が多いだけでなく、IP65防水、防塵、防油に対応している点、X-Guardと言う三重で保護する独自の安全機能を搭載している点もポイントです

5) DELTA3 Plusとの「AC充電(急速充電)/ソーラー充電時間」比較

機種名AC充電時間ソーラー充電時間(参考:容量)
EcoFlow
DELTA3 Plus
80分
50分で80%
2.5時間(400W)
4.5時間(220W)
6.5時間(160W)
9時間(110W)
1024Wh
Anker Solix C1000急速充電技術HyperFlash
58分
通常モード90分
80%まで最短2時間
(PS400x2)
1056Wh
Jackery 1000NEW1.7時間(高速充電モード
5時間(静かな充電モード)
60分(緊急充電モード)
3時間(400W)
8時間(200W)
15時間(100W)
1070Wh
Bluetti AC1801.3~1.8時間(ターボモード1400W)
1.7時間(標準モード1000W)
4.9時間(静音モード260W)
45分で80%
3時間(500W)1152Wh

5つ目は、充電能力・速度(AC・ソーラー充電)の比較です。

ACやソーラー充電の他にもシガーソケットなどからも充電できますが、最も気になるのはAC(コンセント)とソーラー充電の速度です。

節電目的や普段使いでポータブル電源を使うなら、ソーラー充電能力を重視して機種選びをするのがおすすめです。太陽光で発電した「無料の電気」を短時間で溜められる機種であれば、それだけ節電にもつながります

6) DELTA3 Plusとの「その他の機能」比較

拡張
バッテリー
パス
スルー
EPS
UPS
アプリ
連携
LED
ライト
ワイヤレス
給電
EcoFlow DELTA3 Plus
5120Wh

10Ms

W/B
××
Anker Solix C1000
2112Wh

20Ms

W/B
×
Jackery 1000NEW×
20Ms

W/B
×
Bluetti AC180
4224Wh

20Ms

B
×
※拡張バッテリーの数字は拡張後の最大容量、アプリ連携の欄のWはWi-Fi、BはBluetooth

最後(6番目)の比較ポイントは、「その他の機能」比較です。

4機種とも多機能なポータブル電源ですが、それぞれに多少の違いがあります。

拡張バッテリー
オプションで拡張バッテリーを購入して「容量」を増やせる機種であれば、購入後の選択肢が広がります。災害などに備えてより多くの電気を溜めることも可能です

パススルー
パススルー機能が付いていれば、ポータブル電源の充電中でも並行して電化製品を使うことが可能です。昼間にしかできないソーラー充電中に電化製品が使えないのであればかなり不便です

UPS(非常電源装置)
突然の停電で止まってしまうと困る電化製品が家にある場合、UPS機能は便利です。台風が迫る中、コンピューターや熱帯魚用酸素注入器などにポータブル電源をつなぎ突然の停電が起きるのに備える、という使い方も可能です

アプリ連携
スマホに入れたアプリと連携できる機種は、その場にいなくてもポータブル電源の操作・確認が可能できて便利です

LEDライト
ポータブル電源にライトが付いていれば、停電時や夜間の照明に役立ちます。廊下の足元灯替わりに家庭で使えばちょっとした電気代の節約にもなります

ワイヤレス給電
ポータブル電源の天板にスマホを置くだけで充電ができてしまうワイヤレス給電は、充電ケーブルを使う必要がなく便利です。USBケーブルと並行して使えるため、災害時に一度に複数人のスマホを充電できるメリットもあります

7) DELTA3 Plusとの価格比較

機種名通常価格2024年セール最安値発売日
(参考)
EcoFlow DELTA3 Plus149,600円97,240円
(35%OFF)
2024年9月
Anker Solix C1000139,900円83,900円
(40%OFF)
2023年11月
Jackery 1000NEW139,800円76,890円
(45%OFF)
2024年7月
Bluetti AC180139,800円86,800円
(37%OFF)
2023年6月

4つの機種の通常価格と2024年に開催されたセールでの最安値をまとめました。

セール価格は毎回異なるため、いつも最安値で購入できるわけではありませんが、これから来るブラックフライデーやクリスマス、年末年始のセールでは大きな割引が期待できます。

セール最安値を把握しておけば、ベストなタイミングで購入に踏み切ることができます。

【人気メーカー4社のセール情報】

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【毎日更新】『エコフロー』のポータブル電源セール/最安値情報(公式ストア価格比較ツール付)エコフロー人気売れ筋商品の最安値情報や公式オンラインショップのセール/お買い得情報を毎日更新で紹介します。公式ストア価格比較ツールの目次を使えば、各店舗が販売している商品価格を簡単に比較できます...

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まとめ

EcoFlow DELTA3 Plusを前世代モデルの「DELTA2」や他社ライバル機種と比べながら紹介してきました。

DELTA3 Plusはいくつもの優れた特徴を持っていましたが、特に注目したいのは次の3点です。

1.業界最速充電時間(高い充電能力)

2.内蔵バッテリーの進化(長寿命と安全性)

3.拡張機能の向上(汎用性と拡張できる容量の大きさ)

その他の点でも着実に進化を遂げており、他社ライバル機種と比較して見劣りするような点は見当たりませんでした。

高いレベルでバランスがとれ対1台で、総合的に考えると現在最高ランクの1000Whクラスポータブル電源と言えるでしょう。

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あり~な
迫りくるリスクから大切なものを守るため、役立つのはポータブル電源と備蓄(食料・日用品など)です。備えておけば「安心感」や「心の余裕」が生まれ、まさかのときでも落ち着いて行動することができます。このブログでは今から備えておきたいポータブル電源と備蓄の情報・アイデアを紹介しています。詳しくは「プロフィール」をご覧ください