みなさんこんにちは ! 管理人のありーなです
「ポータブル電源って、大きくて邪魔になるからいらない!」
防災用ポータブル電源の購入を検討した際、家族からこんな言葉を言われた人はいませんか?
あるいは、そう思っている人はいませんか?
確かに、ポータブル電源は、デザインが無骨で男性向けのイメージが強いかもしれません。
しかし、最新モデルのBluetti AORA100
は違います。
フォレストグリーンを基調としたスタイリッシュなデザインは、お部屋のインテリアに溶け込むように馴染み、さりげない存在感を放ちます。
これなら家族のみんなも「部屋にあってもいい」と言ってくれるかもしれません。
もちろん、デザイン性だけでなく、機能性も抜群。
ブルーティの人気モデルAC180と同じスペック・機能を持ちながら、カラーバリエーションを展開した機種であり、高出力で災害などによる停電時でも安心して家電製品を使用できます。
●Bluettiの日本限定色モデルAORAシリーズについて知りたい!
●Bluetti AORA100の、防災用として優れている点のレビューを見たい!
●Bluetti AORA100の、その他の機能についてのレビューを見たい!
●ライバル機種と比較して、Bluetti AORA100のことを知りたい!
そんな方はぜひ続きをご覧ください。
この記事では、Bluetti AORA100の魅力を、特に「災害に備えるための防災用」という視点から紹介します!
目次
1. Bluetti日本限定色モデル AORAシリーズ
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Bluetti のポータブル電源は、「黒」を基調としたデザインがほとんどですが、新しく「フォレストグリーン」を採用した日本限定色モデル「AORAシリーズ」が発売されます。
2025年3月4日に発売されるのは以下の2機種で、既に販売されている人気のポータブル電源AC180とAC70の色違いモデルです。
【2025年3月4日発売予定のAORAシリーズ】
・Bluetti AORA100:Bluetti AC180 の日本限定色モデル
・Bluetti AORA80:Bluetti AC70 の日本限定色モデル
この記事では、AORA100が防災用(在宅避難用)に適していることを紹介します。
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2. AORA100の、防災用として優れている点のレビュー
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いきなり結論から紹介しますが、AORA100は防災用(在宅避難用)として、非常に優れたポータブル電源です。
まずはその優れているポイントを、まとめて紹介します。
【Bluetti AORA100が防災用ポータブル電源として優れている点】
✓ インテリアになるおしゃれな色とデザイン
✓ 大容量かつエクストラバッテリーにも対応
✓ 高出力かつ定電圧機能も搭載
✓ 停電時でも使いやすい、フロントパネルの操作性
✓ 他社メーカーのソーラーパネルが使える汎用性
✓ 高い安全性と耐久性
1) インテリアになるおしゃれな色とデザイン
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AORA100の最大の魅力は、AORA100のデザイン性です。
在宅避難時に役立つ大容量のポータブル電源は、一般的にサイズが大きく、重量も重くなりがちです。
さらに、多くのポータブル電源は黒くて無骨なデザインであるため、 「ポータブル電源は大きくて邪魔になるからいらない!」 という声が家族から上がるのも無理はありません。
しかし、AORA100は大容量でありながら、おしゃれなデザインを実現しました。
特に、フォレストグリーンのカラーは、お部屋のインテリアに自然に溶け込み、圧迫感を与えません。
角が丸まったスッキリとしたフォルムは、ポータブル電源特有の存在感を和らげ、さりげない雰囲気を醸し出します。
その違いは、写真を見ていただければ一目瞭然です。
【ポータブル電源をリビングに置いたときの写真】
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大容量のポータブル電源、Bluetti AORA100(左)とJackery 1000Plus(右)
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中容量のポータブル電源、Bluetti AC70(左)とEcoFlow RIVER2Pro(右)
※写真撮影のため、ポータブル電源を高い場所に置いています。ポータブル電源は、落下する恐れのない安定した場所に置くようにしてください
防災用としてポータブル電源を選ぶ際、どうしてもスペックや機能にばかり目が行きがちです。しかし、実はインテリア性も非常に重要な要素です。ポータブル電源は、いざという時のために家族の生活空間に備えておくものです。 そのため、おしゃれでデザイン性の高いポータブル電源を選ぶことで、普段の生活に溶け込みやすく、インテリアの邪魔になりません
Bluetii AORA100は、公式発表では「フォレストグリーン」という緑系の色であり、一般的には、森林や森の緑を連想させるような、深みのある緑色を指すようです。しかし、実際の色合いは、光の加減や個人の色の認識によって、ベージュ系に見えることもあるようで、私の目には薄い灰色がかった緑色か、ベージュ系に近い色に映ります
2) 大容量かつエクストラバッテリーにも対応
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災害が起き停電したとき、その停電がいつまで続くのかは分かりません。
もし停電したなら、使える電力が多ければ多いほど安心です。
防災用としてポータブル電源を備えるなら、できるだけ大容量のものが適しています。
なぜなら停電時でも、照明、情報収集のためのラジオやスマートフォン、暖房器具など、生活に必要な電力を長時間供給できるからです。
Bluetti AORA100は1152Whという大容量を持ち、1000Whクラスのポータブル電源の中でもトップクラスです。
その上、エクストラバッテリー(拡張バッテリー)をつなぐことも可能で、容量を最大4224Whまで増やせます。
エクストラバッテリーを接続できる機種であれば、ご家族の人数、備えたい日数、使用したい電化製品などに応じて、バッテリー容量を自由に拡張できます。
【ポータブル電源の容量(Wh)】
ポータブル電源の容量は、どれくらいの時間、どの程度の電力を供給できるかを示す指標です。在宅避難の場合、数日間電力が途絶えることを想定し、必要な電力を賄える十分な容量を持つ製品を選びましょう。家族構成や使用する電化製品などを考慮し、適切な容量を選定することが重要です
Bluetti AORA100は、さまざまなエクストラバッテリーをつなぐことができます
・B80エクストラバッテリー(806Wh):1958Wh迄拡張可能
・B230エクストラバッテリー(2048Wh):3200Wh迄拡張可能
・B300エクストラバッテリー(3072Wh):4224Wh迄拡張可能
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3) 高出力かつ定電圧機能も搭載
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停電時、使えると思っていた電化製品が使えないと本当に困りますよね。
Bluetti AORA100
は、定格出力が1800W、最大瞬間出力が2700Wというハイパワーを誇り、家庭で使うほとんどの電化製品に対応できます。
さらに2700Wの電力リフト機能(定電圧機能)搭載で、複数の電化製品を同時に使う場合でも安心です。
定電圧機能とは、電化製品側の出力を抑制し、電圧を下げて動かす機能です。
災害時など、いざという時に特に力を発揮します。
例えば、消費電力1200Wの電気ケトルと1400Wのトースター(合計2600W)を同時に使用したり、300Wのこたつを追加して合計2900Wになった場合でも、電化製品側の消費電力を調整し、2700Wの範囲内で動作させることができます。
Bluetti AORA100は、高出力と定電圧機能で、停電時の様々な状況に対応できる頼れる一台です。
【ポータブル電源の定格出力(W)】
定格出力は、ポータブル電源が同時に供給できる電力の大きさを示す指標です。使用したい電化製品の消費電力を確認し、全ての製品を同時に使用できる十分な出力を持つ製品を選びましょう。特に、起動時に大きな電力が必要な電化製品(例:電子レンジ、ドライヤー)を使用する場合は、瞬間最大出力も確認が必要です
BluettiのWEBサイトには「電力リフト機能はドライヤーや電気ケトル、ヒーター、こたつ、電気毛布、トースターなど、電熱線搭載の家電(抵抗負荷)に限って使用可能」と書かれています。「定電圧機能」は災害時などいざという時にあると便利な機能ですが、使える家電が限られるので注意が必要です
4) 停電時でも使いやすい、フロントパネルの操作性
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実際に使ってみて分かったこととして、Bluetti AORA100のフロントパネルの操作性の良さが挙げられます。
この操作性の良さは、特に停電時に適したもので、防災用ポータブル電源として優れているポイントの一つです。
① フロントパネル中央付近に配置されているボタンが使いやすい
AORA100のフロントパネルのほぼ中央には、3つのボタンが並んでいます。
向かって左から「DC出力ボタン」「主電源ボタン」「AC出力ボタン」の3つで、このボタンがAORA100の操作性を高めています。
【Bluetti AORA100のボタンの特徴】
✓ 3つのボタンが集まって中央付近に並んで配置されていて、探しやすい
✓ ボタンサイズが大きく(1.5cmx1.5xm)、押しやすい
✓ ボタン自体に「AC」「DC」と機能が記載されており、どのボタンか分かりやすい
✓ 電源ONにするとボタンの文字が点灯するため、暗い場所でも探しやすい
※ブルーティのほとんどのポータブル電源には、AORA100と同じボタンが採用されています
他社製のポータブル電源では、ボタンが小さかったり、配置が離れていたり、ON/OFFを示す光が小さかったりすることがあります。その点ブルーティはボタンの使いやすさにこだわっており、停電時など、暗闇の中や慌てている状況下でも、直感的に操作できる設計となっています
【ブルーティのポータブル電源は、ボタン操作で定電圧機能の設定可能】
Bluetti AORA100は、フロントパネルのボタン操作で電力リフト(定電圧機能)のON/OFFを切り替えることができます。
多くの他社製ポータブル電源では、定電圧機能の切り替えはスマホアプリで行います。ブルーティのポータブル電源もスマホアプリから切替可能ですが、フロントパネルのボタン操作でも切り替えできるので便利です。
マニュアルでの切り替えができれば、被災時など、スマホのバッテリーを温存したい場合や、スマホが使えない状況などでも助かります
② DC出力ポートの構成が、防災用ポータブル電源に適している
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Bluetti AORA100のDC出力ポートは、以下の7口で構成されています。
【Bluetti AORA100のDC出力ポート】
・USB-A出力ポート:4口
・USB-C出力ポート:1口
・シガーライター出力ソケット:1口
・ワイヤレス充電ポート:1
一見すると、スマホの充電で使うUSB-Cポートが1口しかないことに疑問を感じるかもしれません。
しかし、ワイヤレス充電ポートの搭載により、スマホの充電問題は解消されます。
コードを使わずに充電できるワイヤレス充電ポートは、むしろ利便性を高める要素であり、特に被災した混乱時に、スマホを置くだけで充電できるメリットは大きいはずです。
さらに、USB-A出力ポートが、4口もあることにも疑問を抱くかもしれません。
しかし停電時のことを考えると、USB-Aポートが4口もあることが、大きなメリットになります。
例えば我が家には、電気ひざかけや小型扇風機、充電式懐中電灯、一眼レフカメラの充電など、USB-Aポートを使用する小型家電は意外と多くあります(上の写真)。
これらの小型家電は停電時に重宝するので、USB-A出力ポートの必要性は停電時にこそ高まります。
③ 日本限定モデルAORAシリーズは、日本語表記で迷わない
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日本限定モデルAORA100のLCD画面は、日本語対応パネルを採用しています。
日本市場に向けてローカライズされた設計で、画面に表示される用語が日本語で分かりやすいのが特徴です。
ボディに書かれた文字も日本語表記のため、家族みんなが迷うことなく安心して使えます。
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5) 他社メーカーのソーラーパネルが使える汎用性
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ブルーティの大容量ポータブル電源のDC入力端子には、通常「XT-60」もしくは「航空プラグ(2pin)」が採用されています。
しかし、AORA100(=AC180)のDC入力端子は、「DC7909」です。
AORA100には、ソーラーパネル側が「MC4」端子になっているケーブル(上写真参照)が同梱されており、そのケーブルを使いソーラ―パネルとAORA100を接続します。
実はこの「MC4-DC7909」の組合せは汎用性が高く、防災用に備えるポータブル電源としては優れています。
被災した混乱時には何が起こるか分かりません。
手持ちのソーラーパネルが使えなくなり、ソーラーパネルを借りるような状況も起こりえます。
そのような状況を考えると、汎用性が高いに越したことはありません。
【AORA100がMC4-DC7909ケーブルで使えるメリット】
✓ MC4端子で接続できるソーラーパネルなら使える
・ブルーティの他、エコフローやアンカーなどのソーラーパネルもMC4を採用しています(市販のソーラーパネルの多くはMC4を採用しています)
✓ DC7909端子を持ったソーラーパネルなら使える
・ジャクリのソーラーパネルSolarSagaはDC7909を採用しています
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上の写真にあるEcoFlowとJackeryのソーラーパネルで、Bluetti AORA100をソーラー充電することができました。このように、AORA100は様々なメーカーのソーラーパネルに対応できるため、いざという時にも柔軟に対応できます
6) 高い安全性と耐久性
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Bluetti AORA100
は、安全性の高いリン酸鉄リチウムイオン電池を採用しています。
リン酸鉄リチウムイオン電池は、熱暴走のリスクが低く、発火や爆発の可能性が低いというメリットがあります。
災害による停電時などに、ポータブル電源をより安全に安心して使えることは大切です。
また、Bluetti AORA100にはバッテリーの安全性を高め、性能を最大限に引き出すための6重のバッテリーマネジメントシステム(BMS)が搭載されています。
【Bluetti AORA100搭載のバッテリーマネジメントシステム】
・バッテリーセルの監視と制御:
各バッテリーセルの電圧、電流、温度を個別に監視し、異常を早期に発見します。各セルのバランスを調整し、バッテリー全体の性能を最適化します。
・過充電・過放電保護:
バッテリーが過充電または過放電の状態になるのを防ぎます。過充電・過放電は、バッテリーの劣化や寿命を短くする原因となるため、これらの保護機能はバッテリーを長く安全に使用するために重要です
・過電流保護:
バッテリーから過剰な電流が流れるのを防ぎます。過電流は、発熱や故障の原因となるため、この保護機能は安全性を高める上で重要です
・短絡保護:
短絡(ショート)が発生した場合に、電気回路を遮断し、事故を未然に防ぎます
・温度管理:
バッテリーの温度を監視し、適切な温度範囲に保ちます。高温または低温は、バッテリーの性能を低下させる原因となるため、温度管理はバッテリーを効率的に使用するためにも重要です
・バッテリー残量管理:
バッテリーの残量を正確に表示します。残量に応じて、適切な充電・放電制御を行います
このほかにも、AORA100の筐体には難燃性の素材が使用されています。PSE、FCC、CEなどの各種安全認証に加え、UL94V0認証※も受けています
※UL94V0認証とは、アメリカのUnderwriters Laboratories(UL)が定めるプラスチック材料の燃焼性試験規格であるUL 94において、最も難燃性が高いグレードの1つです
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3. Bluetti AORA100の、その他の機能レビュー
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ここまでは「防災用ポータブル電源として優れている点」という切り口でAORA100をレビューしてきました。
ここからは、その他の切り口について写真、動画を用いて詳しくレビューします。
1) Bluetti AORA100の外観
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Bluetti AORA100
は、角が丸みを帯びた、すっきりとしたフォルムのポータブル電源です。
上部左右に配置された持ち手を含め、余計な突起がなく、少し横長の直方体という印象です。
ワイヤレス充電ポートの付いた上面もまっ平で、ものを置くのに適しています。
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フロントパネルの上半分にLCDパネルやポート類がまとまっており、下半分はBluettiのロゴだけが配置されたシンプルなデザインです。
裏面には、ポートなどが一つもなく平らなため、ポータブル電源を壁際に配置して使うことができます。
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AORA100の左右には通風孔が開いており、左面だけにポートが付いています。
向かって左から、AC入力ポート、サーキットブレーカー、アース用端子です。
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【サーキットブレーカーとアース用端子】
サーキットブレーカーは、ポータブル電源の過負荷や短絡などの異常が発生した場合に、電気回路を遮断して製品を保護するための安全装置です
アース用端子は、万が一の漏電時に感電するリスクを軽減するための安全装置です。アース端子にアースケーブル(推奨 14AWG(1.5mm2)/105℃/ 黄緑色)を接続し、同梱されているアース用ネジ(M5*10)でケーブルを固定して使います。AORA100を使用する前に接地(アース端子)することが「推奨」となっていますが、接地しなくても使用できます
2) Bluetti AORA100の重さ・サイズ
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Bluetti AORA100の重量は16.4kgで、これは2Lペットボトル8.2本分に相当します。
152cmの小柄な女性が持った様子からもわかるように、16.4kgという重さはかなりのものだと言えるでしょう。
サイズは340×247×317mmで、見た目にも大きく感じます。
しかし、持ちやすさには工夫が凝らされています。
本体上部左右に配置された「持ち手」は、握る部分がゴム素材で覆われており、しっかり握ることができます。
奥行が短く、余計なでっぱりのない長方体の形状も、持ちにくさを軽減する要因となっています。
AORA100は重量こそあるものの、持ち運びやすさにも配慮されたデザインと言えるでしょう。
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3) Bluetti AORA100の入力(充電)
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Bluetti AORA100
のソーラー充電に関しては、「2. AORA100が防災用ポータブル電源として優れている点」の中で紹介しましたので、ここではAC入力についてレビューします。
① Bluetti AORA100のAC入力
Bluetti AORA100へのAC入力は、本体向かって右側にあるAC入力ポート(写真参照)を使用します。
充電速度は非常に速く、急速充電モードでは約45分で80%まで充電できます。
標準充電モードでは、約1.7時間で100%の充電が完了します。
入力モードは静音モード、標準モード、高速モードの3種類があり、スマホアプリから簡単に切り替えることができます。
スマホアプリ(下記参照)の赤枠の部分を順に選択していくと、充電モードを変更できます。
充電モードを変更すると、Bluetti AORA100に入力されるW数が変わります。
静音モードは入力W数が最も少なく、音は静かですが(45dB)その分充電時間は長くなります。
高速モードは入力W数が最も多く、充電速度は速いですが、動作音が大きくなります。
各充電モードでの充電の様子を動画でご覧ください。
入力W数の違いや、音の違いなどを確認できます。
充電時の音がより鮮明に聞こえるように、通風孔のすぐ近くにスマートフォンを近づけて撮影しています。動画自体の音量も大きめに設定してありますので、音がうるさく感じる場合は、ボリュームを調整してご覧ください
\ Bluetti AORA100の充電の様子はこちらから /
(動画:左から静音モード、標準モード、高速モード)
4) Bluetti AORA100の出力(放電)
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Bluetti AORA100の出力に関しては、「2. AORA100が防災用ポータブル電源として優れている点」の中で紹介しましたので、ここでは出力時の様子を動画で紹介します。
1つ目の動画は、消費電力1200Wの電気ヒーターと1200Wのドライヤーを同時に使ったときの動画です。
Bluetti AORA100の定格出力は1800W、最大瞬間出力は2700Wなので、どちらも「強」で使用しても問題なく動作しました。
2つ目の動画は、消費電力1210WのIH炊飯器と1400WのIHクッキングヒーターを同時に使ったときの動画です。
合計消費電力が2610Wとなり、定格出力1800Wを超えていますが、IHクッキングヒーターを7段階中の5~6で使用したところ、問題なく動作しました。
IH調理家電は、調理の工程に合わせて、マイコン(小型のコンピューター)が適切な出力と温度を細かく調整しています。
そのため、IH調理家電の消費電力は常に一定ではなく、調理状況に応じて変動します。
今回使用した炊飯器とクッキングヒーターの合計消費電力は2610Wですが、ポータブル電源のモニターに表示された実際の消費電力は、常に定格出力1800Wを下回っていました。
\ Bluetti AORA100の放電の様子はこちらから /
【定電圧機能はIH調理家電では使えない】
Bluetti AORA100には、2700Wの電力リフト機能(定電圧機能)が搭載されています。この機能は、接続した家電製品の消費電力がAORA100の定格出力(1800W)を超えた場合でも、家電製品側の出力を抑制し、電圧を下げることで動作させる機能です。
しかし、この定電圧機能はIH制御の家電製品では使用できません。使用できるのは、ドライヤー、電気ケトル、ヒーター、こたつ、電気毛布、トースターなど、電熱線が搭載された家電製品(抵抗負荷)に限られます。
IH炊飯器とIHクッキングヒーターを使用し、消費電力が定格出力を超えた場合にどうなるかを検証しました。定格出力を超えた瞬間に「過負荷」となり電源が落ちる様子を動画でご覧ください
【Bluetti AORA100のワイヤレス出力】
ブルーティのポータブル電源には、ワイヤレス出力ポートが搭載された機種があります。スマホなどを充電するときにケーブルをつなぐ必要がなく、ポンと置くだけなので手軽に充電できます。停電した暗い場所でも、ケーブルが見当たらない時にも便利です。スマホの他、ワイヤレスイヤホンやスマートウォッチ、タブレットなどでワイヤレス充電に対応した機器があります
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4. ライバル機種(Anker, EcoFlow, Jackery)との比較
Bluetti AORA100
の実機レビューを見てきましたが、最後に他メーカーのライバル機種との比較を紹介します。
AORA100と同程度の容量1000Whクラスのポータブル電源で、ブルーティと共にポータブル電源市場を牽引する4大ポータブル電源メーカーの商品です。
1) デザイン性(色・デザイン)の比較
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まずはライバル4機種のデザイン性を比べます。
ブルーティ以外にも、アンカーが容量1000Whクラスのおしゃれなポータブル電源を販売しています。
Anker Solix C1000は、ブラックとダークグレーに加え、ベージュの3色展開がされており、ベージュの機種はAORA100同様に、お部屋に馴染む色合いです。
他のポータブル電源は黒やシルバーを基調とした、いかにもポータブル電源といった色合いです。
また、形がシンプルなのはBluetti AORA100とJackery 1000Plusで、他の2機種に比べて持ち手が目立たず、すっきりとした印象を与えます。
「インテリアにもなる防災用ポータブル電源」という観点では、Bluetti AORA100が色・デザイン共に優れていると言えるでしょう
2) 持ち運び安さ(重量・サイズ・持ち手)の比較
Bluetti AORA100 | Anker Solix C1000 | EcoFlow DELTA3 Plus | Jackery 1000Plus | |
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(容量) | (1152Wh) | (1056Wh) | (1024Wh) | (1264.64Wh) |
重量 | 16.4Kg | 12.9kg | 12.5Kg | 14.5Kg |
サイズ (3辺合計) | 340×247×317mm | 376x205x267mm | 398x200x284mm | 356x260x283mm |
(904mm) | (848mm) | (882mm) | (899mm) | |
持ち手 | 固定式 | 固定式 | 固定式 | 折畳み式 |
持ち運びやすさ | 他より劣る | 比較的良好 | 比較的良好 | 容量の割に良好 |
次は「持ち運びやすさ」に関する要素の比較です。
容量1000Whクラスのポータブル電源はどうしても重く大きくなりがちですが、Anker Solix C1000とEcoFlow DELTA3 Plusは、その中でも12Kg台と比較的軽量でコンパクトです。
ただし、重量やサイズは容量に影響される部分もあるため、単純な比較はできません。
容量の割に軽くてコンパクトなのはJackry 1000Plusです。
Bluetti AORA100は「持ち運び」の点においては他3機種より劣ります。
在宅避難で使用するポータブル電源の場合、「持ち運びやすさ」の重要度はそれほど高くありません。Bluetti AORA100は、他の機種に比べると持ち運びの点では劣りますが、成人男性なら問題なく持ち運べますし、力の弱い人でも持ち運びができないほどの重さでもありません
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3) 電力供給量(容量・エクストラバッテリー)の比較
Bluetti AORA100 | Anker Solix C1000 | EcoFlow DELTA3 Plus | Jackery 1000Plus | |
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容量 | 1152Wh | 1056Wh | 1024Wh | 1264.64Wh |
拡張バッテリー接続 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
拡張最大容量 | 4224Wh | 2112Wh | 5120Wh | 5058Wh |
最大接続台数 | 1台 | 1台 | 1台 | 3台 |
ポータブル電源の容量は、エクストラバッテリー(拡張バッテリー)を接続すれば増やすことが可能ですが、まずは本体単独での容量を比較するのが大切です。
本体容量で比較すると、Jackery 1000Plusが最も大きく、その次にBluetti AORA100と続きます。
防災用としてより大きな容量を備えたい場合は、オプションでエクストラバッテリーを購入することになりますが、4機種ともエクストラバッテリーの接続は可能です。
拡張した後の最大容量で言えば、EcoFlow DELTA3 Plusが最大です。
「電力供給量」を総合的に考えると、Jackery 1000Plusが1位で、Bluetti AORA100が2位と言えそうです
4) 供給できる電力の大きさ(定格出力・定電圧機能など)の比較
Bluetti AORA100 | Anker Solix C1000 | EcoFlow DELTA3 Plus | Jackery 1000Plus | |
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定格出力 | 1800W | 1500W | 1500W | 2000W |
最大出力 | 2700W | 2000W | 3000W | 4000W |
定電圧機能 | 2700W | なし | 2000W | なし |
一般家庭のコンセントの出力は1500W程度なので、定格出力が1500W以上あれば、多くの家電製品を使用できます。
複数の家電製品を同時に使う場合は、定格出力が大きいほど有利です。
Jackery 1000PlusやBluetti AORA100は、定格出力が大きく、複数の家電製品を同時に使用するのに適しています。
また、定電圧機能(電化製品側の出力を抑制し、電圧を下げて動かす機能)が搭載されているポータブル電源は、災害時など、いざという時に特に力を発揮します。
Bluetti AORA100とEcoFlow DELTA3 Plusは、定電圧機能を搭載していますが、2700Wまで対応できるBluetti AORA100の方が優れています。
「供給できる電力の大きさ」を総合的に考えると、Bluetti AORA100が頭一つ抜きんでていると言えるでしょう
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5) 安全性の比較
Bluetti AORA100 | Anker Solix C1000 | EcoFlow DELTA3 Plus | Jackery 1000Plus | |
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バッテリー | リン酸鉄リチウムイオン | リン酸鉄リチウムイオン | リン酸鉄リチウムイオン | リン酸鉄リチウムイオン |
サイクル数 | 3500回(80%) | 3000回(80%) | 4000回(80%) | 4000回(70%) |
バッテリ‐管理システム | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
充電温度 | 0~40℃ | 0~40℃ | 0~45℃ | 0~45℃ |
放電温度 | -20~40℃ | -20~40℃ | -10~45℃ | -10~45℃ |
保証期間 | 5年 | 最大5年 | 最大5年 | 最大5年 |
安全性に関しては、4機種とも高い安全性を確保しており、大きな差は見られません。
4機種すべて、安全性の高いリン酸鉄リチウムイオン電池を採用しています。
リン酸鉄リチウムイオン電池は、熱暴走のリスクが低く、長寿命である点が特徴です。
また、過充電・過放電保護、短絡保護などに対応したバッテリーマネジメントシステム(BMS)が搭載されており、バッテリーの安全性を確保しています。
各社とも、安全性・耐久性に優れた設計や部品・素材の使用を通じて高い評価を得ている企業です。
日本法人を開設しており、サポート・アフターサービス体制も充実しています。
5年間の保証期間が付帯しており、安心して使用できる点も共通です。
サイクル数に多少の違いはありますが、いずれの機種も十分に長い寿命を持っていると言えるでしょう
6) AC充電能力の比較
Bluetti AORA100 | Anker Solix C1000 | EcoFlow DELTA3 Plus | Jackery 1000Plus | |
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(容量) | (1152Wh) | (1056Wh) | (1024Wh) | (1264.64Wh) |
最大W数 | 1440W | 1300W | 1500W | 1500W |
AC急速モード | 45分(80%) | 58分(100%) | 40分(80%) 56分(100%) | 1.7時間(100%) |
AC標準モード | 1.7時間(100%) | 90分(100%) | N/D | N/D |
ポータブル電源を家庭用コンセントから充電する「AC充電」は、災害時の停電中は利用できませんが、以下のような状況を考慮すると、急速充電に対応した機種は有利です。
【防災用ポータブル電源に急速充電が求められるケース】
・停電が一時的に復旧した場合:
短時間だけ電気が復旧するような状況下で、素早くポータブル電源を充電し、次の停電に備えることができます
・事前に災害が予測できる場合:
台風などの接近前に、AC充電で満充電にしておくことで、停電に備えることができます
上記の表からもわかるように、各ポータブル電源とも急速充電に対応しており、AC充電能力は非常に高い水準です。
なお、充電速度はバッテリー容量にも影響されるため、単純な数値比較だけでなく、容量とのバランスも考慮する必要があります。
防災用としてポータブル電源を備える場合でも、日常的な利用シーンも想定されます。そのような場合、AC充電能力が高いほど、利便性が向上します。「AC充電能力」については、各機種とも非常に高いレベルであり、大きな差は見られません。どの機種を選んでも、AC充電の速度で不満を感じることは少ないでしょう
【AC充電時の静音性】
AC充電時の静音性について、Anker Solix C1000以外は静音充電モードでの数値を公表しています
静音性 | Bluetti AORA100 | Anker Solix C1000 | EcoFlow DELTA3 Plus | Jackery 1000Plus |
静音充電モード | 45dB | N/D | 30dB以下 | 30dB以下 |
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7) ソーラー充電能力の比較
Bluetti AORA100 | Anker Solix C1000 | EcoFlow DELTA3 Plus | Jackery 1000Plus | |
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(容量) | (1152Wh) | (1056Wh) | (1024Wh) | (1264.64Wh) |
最大入力W数 | 500W | 600W | 1000W | 800W |
定格電圧/電流 | 12-60V⎓10A | 11-32V⎓10A 32V-60V⎓12.5A | 11-60V⎓15A | 12-60V⎓11A |
最速充電時間 | 3時間(500W) | 2時間(400Wx2) | 70分(1000W) | 2時間(800W) |
DC入力ポート | DC7909 | XT60 | XT60i | DC8020 |
防災用としてポータブル電源を備える場合、ソーラーパネルは必須と言えるでしょう。
停電時でも、ソーラー充電して電力を自給自足できるため、安心感が大きく向上します。
上記の表はライバル4機種のソーラー充電能力をまとめたものですが、単純な数値比較だけでなく、総合的な視点で評価することが重要です。
【ソーラー充電能力の数字の見方で注意すること】
・最大入力W数:
最大入力W数が大きいほど多くの電力を充電できるのは事実ですが、ご自分が使用できるソーラーパネルのW数も考慮に入れる必要があります。例えば、最大入力W数が大きくても、そもそもそれだけ多くのソーラーパネルをご自宅の庭などに置けないなら、いくら数字が大きくても意味がありません
・最速充電時間:
最速充電時間は、あくまで特定の条件下で計測されたものであり、実際の充電時間は、ポータブル電源の容量、ソーラーパネルの出力、日照条件などによって大きく変動します。そのため、最速充電時間は参考程度に留めておくべきです
いずれにせよライバル4機種は全て、急速充電に対応しています。
ソーラー充電をするときのご自宅の条件などを考慮に入れながら、自分にとって重要と思われる視点で比較してください。
「1. AORA100が防災用ポータブル電源として優れている点」で紹介した通り、AORA100のDC入力ポートはDC7909を採用しています。同梱されている「MC4-DC7909」ケーブルは汎用性が高く、防災用に備えるポータブル電源としては優れています。最大入力W数を重視するのか、汎用性を重視するのかなど、何を重視するのかによって「ソーラー充電能力」の優劣の判断は変わります
【充電方法の違い】
AC充電能力とソーラー充電能力でライバル4機種を比べましたが、その他の方法も含めた充電方法の違いをまとめました。
なおBluett AORA100とEcoFlow DELTA3 Plusのシガーソケット充電は、12V/24Vに対応していますが、他の2機種は12Vのみの対応です
充電方法 | Bluetti AORA100 | Anker Solix C1000 | EcoFlow DELTA3 Plus | Jackery 1000Plus |
AC | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
ソーラー | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
シガーソケット | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
発電機 | 〇 | × | 〇 | × |
走行充電 | 〇 | × | 〇 | × |
※走行充電は、専用のオルタネーターDC充電器が必要
8) 出力ポートの比較
Bluetti AORA100 | Anker Solix C1000 | EcoFlow DELTA3 Plus | Jackery 1000Plus | |
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AC出力 | 4口 | 6口 | 6口 | 3口 |
USB-A出力 | 4口 | 2口 | 2口 | 2口 |
USB-C出力 | 1口 | 2口 | 2口 | 2口 |
シガーソケット出力 | 1口 | 1口 | 1口 | 1口 |
DC5521出力 | ー | ー | 2口 | ー |
ワイヤレス充電 | 1口 | ー | ー | ー |
合計 | 11口 | 11口 | 13口 | 8口 |
Bluetti AORA100のDC(USB)出力ポートの構成が、防災用ポータブル電源に適していることは、「2. AORA100が防災用ポータブル電源として優れている点」の中で紹介しました。
4口あるAORA100のUSB-A出力ポートは、出力が2×USB-A1が5VDC/3A 合計15W、2×USB-A2も5VDC/3A 合計15Wと、出力自体は高速充電とはいえませんが、ライバル機種と比較すると独特な構成となっています。
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9) その他機能の比較
Bluetti AORA100 | Anker Solix C1000 | EcoFlow DELTA3 Plus | Jackery 1000Plus | |
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パススルー | あり | あり | あり | あり |
UPS/EPS | UPS 20Ms | UPS 20Ms | UPS 10Ms | EPS 20Ms |
アプリ連携 | Bluetooth | Wi-Fi/Bluetooth | Wi-Fi/Bluetooth | Wi-Fi/Bluetooth |
LEDライト | なし | あり | なし | あり |
いずれも多機能なポータブル電源ですが、細部に違いが見られます。
4機種全てパススルー充電に対応し、UPS/EPS機能も搭載しています。
停電時でも20ms以内に給電を切り替える機種が多い中、EcoFlow DELTA2 Plusは10msと高速です。
アプリ連携はBluetoothに加え、Wi-Fiにも対応する機種が多く、離れた場所からでも操作可能です。
LEDライトの有無も機種によって異なります。
10) 購入価格の比較
Bluetti AORA100 | Anker Solix C1000 | EcoFlow DELTA3 Plus | Jackery 1000Plus | |
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通常価格 | 139,800円 | 119,900円 | 149,600円 | 168,000円 |
2024セール最安値 | ー | 79,900円 | 89,760円 | 117,600円 |
2024セール平均価格 | ー | 98,800円 | 93,500円 | 129,877円 |
※Bluetti AORA100は発売前のため、2024セール価格の掲載はなし
※Anker Solix C1000の通常価格は139,900円でしたが、2025年に入ってから119,900円に値下げされました。2024年セール価格は139,900円から値引きされた金額です
通常価格で比較すると、Anker Solix C1000が最安値です。
Anker Solix C1000の通常価格は、先日まで139,900円でしたが、最新の金額は119,900円に値下げされています。
同じ容量1000Whクラスのポータブル電源、Bluetii AORA100が新発売されるなど、ライバル機種との競争も影響しているのかもしれません。
Bluetii AORA100の通常価格の安さは現在2番目ですが、紹介してきた通り、スペック・機能の高さから考えると、この価格設定はかなりお買得と言えるのではないでしょうか。
各メーカーの公式オンラインストアで2024年に開催されたセール最安値を見てみると、Anker Solix C1000が79,900円と最も安く、セール平均価格ではEcoFlow DELTA3 Plusが93,500円で最も安くなっています。
Bluetti AORA100がセールに出品されたときの判断材料として、AORA100の色違いモデル、Bluetti AC180(通常価格139,800円)の2024年セール実績を見ておきましょう。
【Bluetti AC180の2024年セール価格実績】
・2024セール最安値:76,800円
・2024セール平均価格:90,333円
※Bluetti AC180は、2023年6月に発売された製品です
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まとめ:Bluetti AORA100レビュー
この記事では、Bluetti AORA100
が防災用ポータブル電源としていかに優れているかを、実機レビューを交えながら詳細に解説してきました。
Bluetti AORA100の最大の魅力は、インテリアにも馴染むおしゃれなデザインです。
従来のポータブル電源のイメージを覆すスタイリッシュな外観は、リビングに置いても違和感がなく、家族からの理解も得やすいでしょう。
もちろん、機能性も充実しています。
大容量バッテリーに加え、拡張バッテリーにも対応しており、長時間の停電にも安心して対応できます。
また、高出力と定電圧機能により、様々な家電製品を使用可能です。
操作性も優れており、直感的なフロントパネルは停電時でも扱いやすく、DC出力ポートの構成も防災用として最適化されています。
さらに、他社製ソーラーパネルとの互換性も高く、いざという時に柔軟に対応できます。
安全性についても、リン酸鉄リチウムイオン電池の採用やBMSの搭載により、高いレベルを確保しています。
記事の後半では、Anker、EcoFlow、Jackeryといった主要メーカーのライバルポータブル電源との比較を紹介しました。
この比較を通じて、AORA100の良さを、より深く理解いただけたのではないでしょうか?
AORA100は、デザイン性、機能性、安全性、操作性、全てにおいて高いレベルを誇り、防災用ポータブル電源として最適な選択肢の一つと言えるでしょう。
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