この記事では2022年9月に発売されたジャクリーの最新大容量ポータブル電源「Jackery 1000Pro」の実機レビューを伝えします。
「Jackery 1000Pro」のスペックや特徴、魅力などは、以前の記事に書いていますのでそちらをご覧ください。
この記事では「Jackery 1000Pro」を実際に使ってみて感じたことを「Jackery1500」と比較する形で紹介します。
この記事を読むと、次のようなことが分かります。
✔ Jackery1000Pro購入者の生の評価を聞くことができます。
✔ Jackery1000Proを買って良かった点が分かります。
✔ Jackery1000Proを使ってみて不満に感じた点が分かります。
是非最後までご覧ください。
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目次
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「Jackery1000Pro 買って良かった~」と思うところ
充電スピードが早くて(急速充電)便利!
何よりも良かったのは充電スピードが速いことです。
Jackeryが公表している数字では、AC電源コンセントからの充電は約1.8時間(1時間48分)で完了するとかかれていましたが、実際は1時間40分(約1.67時間)で満充電できました。
Jackery1500だとAC電源コンセントからの充電に約7.5時間かかります。
この比較によりJackery1000Proの方がかなり急速で充電できることがが分かります。
Jackery公表の数字によるとソーラーパネルを使った太陽光充電での満充電は約1.8時間とあります。
これは800Wのソーラーパネル(200Wx4枚)で発電した場合の数値ですが、使えるパネルが少ないケースとして次の時間数も公表されています。
800W (200Wx4枚)の場合 | 400W (200Wx2枚)の場合 | 200W (200Wx1枚)の場合 |
約1.8時間 | 約3.2時間 | 約6.5時間 |
我が家は400Wで太陽光発電できますので、約3.2時間かかることになります。
実際に試したところほぼ同じ時間数で満充電できることが分かりました※。
Jackery1500だと太陽光発電での充電に約5.5時間(400Wの場合)かかりますので、太陽光発電においてもJackery1000Proの充電スピードが速いことが証明されました。
※太陽光発電にかかる時間は、計測日の天候や太陽の当り具合に左右されるため同じ条件で計測できません
他社の大容量ポータブル電源と比べても、Jackery1000Proはかなり短時間で急速充電できる機種だと言えます
AC充電ケーブルが軽くて使いやすくなった!
Jackery1500のAC充電ケーブルには四角い箱(インバーター)が付いています。
インバーターとは、壁のコンセントから流れるAC(交流)をDC(直流)に変換する装置で、ケーブルにインバーターが付いているとかなり重くあつかいにくくなります。
最近はこのインバーターが付いていない充電ケーブルを採用している機種がほとんどですが、Jackery1000Proにもインバーターのついていない軽くてあつかいやすい充電ケーブルが採用されました。
軽くて女性でも持ち運びしやすい!
あくまでも「大容量ポータブル電源」に限った感想ですが、Jackery1000Proは女性でも持ち運びできるほどの重さです(実際の重量は11.5Kg)。
重量が16KgあるJackery1500も女性が持ち運びできる重さの機種ですが、何度も持ち運びしていた妻は途中から運ぶことを放棄して持ち運びは私の仕事となっています。
1000Wh以上の大容量ポータブル電源でこれだけ軽量な機種は他にはありません。
とびぬけて持ち運びしやすい機種であることを実感しました※。
※Jackery1000Proの前の型 Jackery1000(重量は10.6Kg)は比較対象から省いています
容量が違うため同じ条件で比べることはできませんが、他社の大容量ポータブル電源の重量は20Kgを超える重さの機種ばかりで「持ち運びのしやすさ」という面ではJackery100Proに遠くおよびません
Jackery1000Proを使って「不満」に感じたところ
ここからはJackery1000Proを使ってみて、「少し使いづらいな」と不満に感じたところを挙げていきます。
ただしこの意見は、これまで私が愛用してきたJackery1500との比較でしかありません。
これを言ったところでどうすることもできない「ただの個人的感想」です。
入力ポートの位置が背面になって使いづらくなった
Jackery1000Proは前面にLEDライトが付いてスペースがなくなったためか、充電のための「入力ポート」が本体の背面に付きました。
Jackery1500は全てのポートが本体の前面についていたためとても使いやすかったのですが、この点は残念な点です。
他社の大容量ポータブル電源を見ても、本体の前面と背面に分かれてポートが配置されています。本体の前面だけにポートが配置されているJackery1500だけが、他にはない使いやすいデザインの大容量ポータブル電源であるとも言えます
前面ディスプレイのデザインが変わり、使いづらくなった
Jackery1500の前面ディスプレイは、ポートの種類ごとにオレンジ色の枠で囲まれており、分かりやすいデザインでした。
Jackery1000Proのディスプレイにはオレンジ色の枠がないため、別のポートに対応した「出力ボタン」を間違えて押してしまうことが結構あります。
些細なことですが、結構不便に感じる点です。
まとめ
新製品のJackery1000Proを使い初めてもうすぐ1ヶ月になりますが、とても使いやすいポータブル電源で満足しています。
何よりも充電スピードがかなり速いことが、使い勝手の良さや満足感を高めています。
Jackery1000Pro | Jackery1500 | |
AC電源での満充電時間 | 約1.8時間 | 約7.5時間 |
太陽光発電での満充電時間 (400Wで発電した場合) | 約3.2時間 | 約5.5時間 |
本体の重量も軽く(11.5Kg)、インバーターのついていない充電ケーブルになったJackery1000Proは、家族みんながあつかいやすいポータブル電源です。
電気代節約のためや災害時の備えにポータブル電源を購入するご家庭には、本当におすすめできる一台です。
同じメーカーのポータブル電源を2台を揃えれば、同じソーラーパネルを使いながら、より快適・便利に使うこともできます。
詳しくは別の記事に書いていますので、興味がある方はあわせてご覧ください。