みなさんこんにちは ! 管理人のありーなです
「ポータブル電源は高い!」
そう考えている人も多いのではないでしょうか?
金額を見ると確かに高額ですし、どのように役立つのかが分かりにくいポータブル電源にそれだけのお金を払いたくないと考えるのは当然かもしれません。
この記事では、「ポータブル電源は本当に高いのか?」を考えるためのヒントを紹介します。
●大容量ポータブル電源を買うにはいくらくらい必要なのか知りたい!
●他の電化製品と比べたときのポータブル電源の値ごろ感を知りたい!
●本来、ポータブル電源の価格を比べるべきものは何かを知りたい!
そんな方はぜひ続きをご覧ください。
ポータブル電源を買うくらいなら、新しいパソコンやTV、冷蔵庫などを買った方がいいと思う人は多いのではないでしょうか?しかしポータブル電源というものは、ただの電化製品とは違い「生活を続けるために必要なもの」「電気を使い続けるために必要なもの」なんです。本来比べるべきものと比べれば、ポータブル電源は「決して高くはない」と思えるかもしれません
目次
1) 大容量ポータブル電源セットはいくらするの?
まず最初にポータブル電源はそもそもいくら位するのかを見ておきましょう。
このブログではポータブル電源は単品で買うのではなく、ソーラーパネルとのセットで購入することをおすすめしています。
よって、ポータブル電源セットの価格として、ジャクリ社が出しているセット商品(Jackery Solar Generator)の価格を書き出して見ました。
なお表中にある「セール価格」は、2024年7月に開催されたサマーセールにおける割引価格です。
商品名 | セット内容 | セール価格 | (通常価格) |
Jackery Solar Generator 2000Plus | Jackery 2000Plus+ SolarSaga 200×1枚 | 213,000円 | (355,000円) |
Jackery Solar Generator 2000Pro | Jackery 2000Pro+ SolarSaga 200×1枚 | 215,940円 | (359,900円) |
Jackery Solar Generator 1500Pro | Jackery 1500Pro+ SolarSaga 200×1枚 | 188,860円 | (269,800円) |
Jackery Solar Generator 1000Plus | Jackery 1000Plus+ SolarSaga 100×1枚 | 121,680円 | (202,800円) |
Jackery Solar Generator 1000Pro | Jackery 1000Pro+ SolarSaga 100×1枚 | 125,930円 | (179,900円) |
※「セール価格」には、2024年7月開催のサマーセールもしくは6月開催グリーンエネルギー応援セール価格の安い方を記載
上の表から、
ジャクリの大容量ポータブル電源セットを購入するためには、12.6(最安値)~22万円(最高値)程度のお金が必要
だと分かりました
ソーラーパネルがなければポータブル電源は「電気を溜めるだけのただの箱」にすぎません。ソーラーパネルを持っていれば、停電が起きても電気代が高騰しても安心です。「自分で電気を作れる仕組み」があるからです
2. ポータブル電源価格を他の「電化製品」と比べてみる
ここからはポータブル電源セットの価格(12.6~22万円)を「電化製品の値段」と比較してみます。
ポータブル電源と同程度の価格(12.6~22万円)で買えるノートパソコンとテレビ、冷蔵庫の機種を調べました。
最安値で買える機種を探すため、価格.comに掲載されている「最安値店舗」の額を元に選びました。
ノートパソコンとの比較
大容量ポータブル電源の最低額(12.6万円)と同程度額のノートパソコン
dynabook PZ/MV W6PZMV5PAB
金額:126,280円
画面:15.6型
CPU:Core i5
ストレージ:SSD512GB
メモリ:16GB
大容量ポータブル電源の最高額(22万円)と同程度額のノートパソコン
ASUS Vivobook S 15 S5507QA
価格:215,820円
画面:15.6インチ
CPU:Snapdragon® X Elite X1E-78-100
ストレージ:SSD1TB
メモリ:16GB
これだけのスペックのノートパソコンが買えるなら、「ポータブル電源ではなくノートパソコンを買った方が良いかなぁ」と思ってしまいますね
テレビとの比較
大容量ポータブル電源の最低額(12.6万円)と同程度額のテレビ
REGZA 48X8900K
価格:125,681円
画面:48インチ
パネル:4K有機ELパネル
画素数:3840×2160(4K)
外形寸法:105.2cm×59.2cm/120.7cm
大容量ポータブル電源の最高額(22万円)と同程度額のテレビ
REGZA 55Z870L
価格:215,948円
画面:55インチ
パネル:4K液晶パネル
画素数:3840×2160(4K)
外形寸法:145.1cm×87.4cm×19.4cm
こんなに大画面の4Kテレビが買えるなら、「ポータブル電源ではなくテレビが欲しいなぁ」と思った人もいるのではないでしょうか
冷蔵庫との比較
大容量ポータブル電源の最低額(12.6万円)と同程度額の冷蔵庫
AQUA Delie AQR-V43P
価格:127,458円
容積:430L
タイプ:冷凍冷蔵庫
ドア数:4ドア
大容量ポータブル電源の最高額(22万円)と同程度額の冷蔵庫
三菱電機 MR-MD45K
価格:215,500円
容積:451L
タイプ:冷凍冷蔵庫
ドア数:5ドア
「ポータブル電源なんていらないから、冷蔵庫を買い替えましょうよ」という声が家族から聞こえてきそうです。
しかしポータブル電源の価格を、これらの電化製品と比べることに意味はあるのでしょうか?
ポータブル電源を他の「電化製品」と比べるのは正しいの?
ポータブル電源と同程度の金額で買える電化製品を調べてみたら、かなり高スペックな機種まで選べることが分かりました。
そう考えると「やっぱりポータブル電源は高いよ」という結論になるのも当然なのかもしれません。
しかしポータブル電源を他の「電化製品」と比べるのは意味のあることでしょうか?
実はポータブル電源は、電化製品と真逆の特徴を持つ商品です。
もし災害などで電気が止まれば、
他の「電化製品」は動きません(力を失います)
しかしポータブル電源は、
他の「電化製品」を動かします(力を発揮します)
つまりポータブル電源は「電化製品(=生活を便利にするもの)」というカテゴリーではなく、「生活を続けるために必要なもの」というカテゴリーに入る商品です。
それではポータブル電源を「生活を続けるために必要なもの」と考えた場合、13.5~27万円という価格ははたして「高い」のでしょうか?
3. ポータブル電源の価格は本来これらと比べるべき
1) 「生活を続けるために必要なもの」と比べてみる
ここからは、ポータブル電源を「生活を続けるため必要なもの」として見た場合、価格が高いのかを考えます。
「生活を続けるために必要なもの」としては、給湯器やトイレ、お風呂、コンロなど、家を建てたときに最初から備わっている「家庭の設備」が思い浮かびます。
壊れてしまったら生活が成り立たなくなるものが「家庭の設備」だとすれば、いくら値段が高くても取り換えざるを得ないものと言えるのではないでしょうか?
築15年近くが経つ我が家では、ここ数年で給湯器とガスコンロを新しいものに取り換えました。
給湯器はマンションに最初から付いていたものと同じ製品に取り換えましたが、取付費用も含めて36万円もかかりました(上の写真)。
電池の液漏れが原因で壊れてしまったガスコンロは、新しいものに取り換えて15万円もかかりました。
比べてみると、ガスコンロの15万円は大容量ポータブル電源の最低額 (約12.6万円)より高く、給湯器の36万円は大容量ポータブル電源の最高額 (約22万円)より高い金額です。
ポータブル電源を「生活を続けるために必要なもの」と位置付けると、この程度の価格であれば高くないようにも感じます。
次の章ではポータブル電源の本来の役割「電気を使うために必要なもの」という視点で考えてみます
2) 「電気を使うために必要なもの」と比べてみる
「電気を使うために必要なもの」と言えば、家の建築段階で工事が行われる「電気設備」です。
電力会社から送られてくる電気を家庭内で使うため、ブレーカーやコンセント、スイッチ、配線などを敷設しますが、この工事にかかる費用は50~100万円ほどと言われます。
一瞬高そうにも感じますが、この金額を払えば「電気を使える便利な生活が送れる」と考えると、安いものですね。
しかし電力会社からの電気が止まってしまったら、家庭の電気設備で電気は使えません。
災害による停電やエネルギー不足による停電が起きた場合、いつまでその状態が続くのかは分かりません。
そんなときポータブル電源とソーラーパネルがあれば電気を使えます。
電力会社からの電気と比べ、ポータブル電源で使える電気の量は比較にならないほど少量で不便です。
しかし「電気が使える」という状態を作ってくれるだけで、とても価値あることだと思いませんか?
「電気を使える」という意味では、家の電気設備と同じ価値を提供してくれるのがポータブル電源です。
このように考えれば、ポータブル電源の価格(12.6~22万円)は「決して高くはない」と言えるのではないでしょうか?
まとめ
ポータブル電源を買うためには確かにそれなりのお金が必要です。
金額だけ聞くと「高い!」と思われがちですが、「生活を続けるため」「電気を使うため」という役割を考えれば、決して高くはありません。
ポータブル電源とソーラーパネルがあれば、他では得られない特別な価値を提供してくれます。
自分の力で電気を作って使える仕組みを持っていれば、災害が起きても、計画停電になっても、電気代が高騰しても乗り越えていける力になります。
起きるか分からないリスクのためにお金を払うとなると、その一歩がなかなか踏み切れないものです。ポータブル電源を「電気が使えなくなるリスクに備える保険」と考えることができれば、大きな出費も納得できるかもしれません
ポータブル電源を保険と考えることについては、こちらの記事もご覧ください
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