みなさんこんにちは ! ありーなです
戦争が拡大してエネルギー輸入がストップしたら、計画停電が起きるかもしれないって聞きました。計画停電のときに使うならどんなポータブル電源がおすすめですか?
そんな疑問におこたえして、計画停電に備えたポータブル電源の選び方を紹介します。計画停電とはどんなものかを理解した上で、2つの生活パターンに分けて、どんな機能にポイントを置いて選べばよいのかを説明します
この記事を読むとこのようなことが分かります
【この記事でわかること】
ぜひ最後までご覧ください
計画停電とはどんなもの?
「計画停電」に備えたポータブル電源の選び方に入る前に、そもそも「計画停電」とは何でしょうか?
計画停電とは、電力会社が電気の供給を計画的に停止することです。
大規模地震などによる電力供給網の損壊が起きると、電気の需要を供給量が下回るようなことが起きかねません。
電気の需給バランスが崩れ、予測できない大規模停電が起きるのを防ぐため、電力会社は最後の手段として、電気の供給を部分的に止めてエリア内の電気の需給バランスの回復に努めます。
首都圏では2011年に起きた東日本大震災後に行われた「計画停電」が記憶に新しいところですが、当時は関東地方を中心に1都8県(栃木県・群馬県・茨城県・埼玉県・千葉県・東京都・神奈川県・山梨県・静岡県)で3月14日~28日まで実施されました。
停電予定地域を5グループに分け、それぞれ3時間程度の停電が計画的に行われましたが、電力会社が事前に用途や日時、停電する地域などを決めて行うのが計画停電です。
停電する時間帯などをローテーションさせて行うことから「輪番停電」ともいわれます。
非常時に行われる「計画停電」は平時のうちから備えておくことも大切です。
大手電力会社10社は「計画停電の考え方」をとりまとめてWEBサイト上で公表しています。
それぞれの地域事情にあわせた計画ですので、一度目を通しておくのがおすすめです。
【電力会社10社の公表資料】
電力各社が公表した「計画停電の考え方」の詳細は、こちらの記事をご覧ください
それでは、計画停電に備えたポータブル電源の選び方を紹介します。計画停電が起きる時に外出していることが多いのか、それとも家にいることが多いのかによって、重視すべきポイントが少し違います。この2つのケースに分けて紹介します
日中外出が多い人向け、計画停電に備えたポータブル電源の選び方
計画停電は9:00~21:00前後で行われるのが一般的です。
働いている人はちょうど外出している時間帯で、この時間に家にいることは不可能です。
それどころか、もっと早い時間に出社して、もっと遅い時間に帰宅する人も多いのではないでしょうか?
外出中に何の電化製品も使わないという人なら、留守中に停電が起きようと問題はありません。
しかしペットや高齢者と住んでいたり、停電によって電気がとまってしまうと困るような電化製品がある場合、ポータブル電源を使っていれば事前に備えることが可能となります。
1) 容量 (Wh) が大きければ、一度の充電で何日も使える
UPS/EPS機能付ポータブル電源につないだ電化製品は、計画停電が終わると壁のコンセントからの電力に切り替わります。
計画停電は1日2時間程度で終了するので、電化製品を2時間動かすだけならそこまで大容量機種はいらないかもしれません。
しかし仕事で疲れきって帰宅した後、毎日のようにポータブル電源を充電しなければならとなるとかなり面倒です。
大容量のポータブル電源であれば、充電する回数が減らせる便利さがあります。
大容量ポータブル電源については、こちらの記事をご覧ください
2) USP/ESP機能付ポータブル電源なら事前に備えられる
外出することが多い人にとって、UPS(無停電電源装置)機能やEPS(非常用電源装置)機能付のポータブル電源は便利です。
「停電により電気が止まってしまうと都合が悪い電化製品」にポータブル電源につないでおけば、留守中でも停電の影響を受けることなく動かし続けることができるからです。
停電により電気が止まってしまうと都合が悪い電化製品の例
・HDD、ブルーレイやDVDなどのレコーダー
・高齢の親・ペットとの通信手段や見守り家電(見守りカメラ)
・ペットや生き物(犬・猫・熱帯魚・爬虫類等)の生命維持のための電化製品
・品質維持(温度・湿度管理)のための電化製品(カメラ保管庫・ワインセラー等)
UPS/EPS機能付ポータブル電源については、こちらの記事をご覧ください
3) WI-FIで遠隔操作できる機種なら外出先から確認・操作ができる
最近のポータブル電源はスマートフォンのアプリと連携させて、スマホから操作できる機種が増えています。
その中でもWi-Fiで接続できる機種を選べば、ポータブル電源を外出先から動かせます。
Bluetoothしか接続できないとなると、ポータブル電源の近くからでしか操作できないのでちょっと不便です。
停電中でも正常に起動しているかの遠隔モニタリング、いざという時の遠隔操作、カスタマイズの設定など、外出先から操作できるという安心感が持てます。
4) 急速充電機種なら計画停電が連日続いても対応可能
2) で説明した通り、大容量の機種を使うことで充電回数を減らすこともできますが、それに加え急速充電に対応した機種であれば、充電自体をかなり短時間で済ますことも可能です。
急速充電対応機種なら休日の限られた間に、ソーラー充電して無料の電気も一気に溜められますし、充電し忘れて寝てしまった翌日に大急ぎで充電してから出社するなんてこともできちゃいます。
5) エクストラバッテリーをつなげる機種なら後になって増設可能
購入したポータブル電源をいざ使ってみたら容量が足りず、「もっと長く使える機種を買えばよかった」と後悔した人の話しをたまに見かけます。
そんなときでもエクストラバッテリーをつなげる機種なら、柔軟に対応できます。
計画停電が長引くようなら、たびたび充電することに嫌気がさしてくるかもしれません。
結婚や転勤などで生活が変化し、それまでよりもより多くの電化製品を使うようになるかもしれません。
ペットを飼い始めたり、高齢になった親と同居を始めるかもしれません。
いざという時に柔軟に対応できるのがエクストラバッテリー対応機種の強みと言えます。
エクストラバッテリー対応機種については、こちらの記事をご覧ください
計画停電に備えたおすすめポータブル電源(外出が多い人向け)は、こちらをご覧ください
日中在宅が多い人向け、計画停電に備えたポータブル電源の選び方
子育てや家事に追われる主婦/主夫にとって、計画停電が実施される9:00~21:00前後はとても貴重な時間です。
掃除や洗濯、食事の準備などやることはたくさんあるというのに、何時間も停電して電化製品が使えないなんて…
そんなとき、ポータブル電源1台あれば、停電を気にすることなく家事をつづけられます。
家にいることが多い人の「計画停電に備えるポータブル電源」は、家事がしやすいポータブル電源です。
1) 定格出力が大きな機種なら、並行していくつかの家事をこなせる
家事に使う電化製品の中には、意外と消費電力が大きいものがあります。
限られた時間内にてきぱきと家事をしようとすると、同時並行で電化製品を使わなければならなりません。
そんなとき、持っているポータブル電源の定格出力が小さければ、電化製品を動かせずに電気が切れてしまいます。
いつも使っている電化製品を使い、効率的に家事を進めるなら「定格出力が大きな機種」が必要です。
定格出力の大きなポータブル電源を持っていれば、いつものようにテレビをつけっぱなしで家事をすることだってできちゃいます
2) 容量が大きな機種なら、長い時間使える
1) の定格出力が大きなポータブル電源と同じですが、同時並行して電化製品を使いたい人やどんどん家事を進めたい人には「容量が大きなポータブル電源」が必要です。
計画停電は2時間程度と時間が限られていますが、その中でガンガン家事を進めていきたいなら容量が大きいポータブル電源が便利なのは言うまでもありません。
ストレスなく家事を進められるのは大容量ポータブル電源のメリットです。
3) ソーラー充電が早い機種なら、隙間時間に電気の補充ができる
毎日の家事にポータブル電源を使うなら、ソーラー発電した電気を使うことで電気代の節約までしてしまいましょう。
それぞれの家庭に割り当てられる計画停電の時間帯は9:00~21:00の中の2時間程度です。
割り当てられた停電時間以外は、ポータブル電源を充電することができます。
ソーラー発電で電気を溜めておければ、家事に使う電気代は0円です。
急速充電に対応している機種なら、限られた晴れの日の太陽を効率的に使えます。
紹介してきたように家事に適した「高出力」で「大容量」なポータブル電源は、どうしても重くて大きくなります。しかし家事をしていると、部屋を移動して掃除機をかけたり、台所や洗面所に移動させて電化製品を使うなんてことがしょっちゅうでてきます。ポータブル電源は延長コードをつないで使えるため、ある程度の範囲は動かさずに使えますが、移動できるように台車に乗せたり、ハンドルやキャスター付のポータブル電源を選ぶのも一つの選択肢です
計画停電はグループ制で時間帯が割り当てられるため、実施される時間帯が異なります。時間によっては行う家事が異なりますが、個人的なおすすめは調理家電(電気調理鍋など)を購入し、計画停電の時間帯にポータブル電源で調理家電を動かして夕食の準備をしてしまうことです。空いた時間に電気を使わない家事をしても良いですし、読書など自分の時間にあてることも可能です。料理に使うガス代だけでなくソーラー発電した電気を使えば電気代の節約にもつながります
ポータブル電源と調理家電を使った料理については、こちらの記事もご覧ください
まとめ
「計画停電なんてそうそうやるわけないよ」と思うかもしれませんが、そのリスクは次第に高まってきています。
戦争をきっかけとしてエネルギーの輸入ストップすれば、日本全国がエネルギー不足に陥ります。
いつ起きてもおかしくないと言われている突然の大規模災害が起きれば、一夜にしてエネルギー不足に陥ります。
そう考えると、ポータブル電源選びに「計画停電に備える」という視点も取り入れておくことは必要です。
今回の記事ではライフスタイルによって異なるポータブル電源の選び方を2つ紹介しました。
1) 外出が多い人向け、計画停電に備えたポータブル電源の選び方
2) 在宅が多い人向け、計画停電に備えたポータブル電源の選び方
「計画停電に備える」という目的だけでポータブル電源を購入する人は少ないと思いますが、自分や家族に適した理想の1台を選ぶ上での一つの視点としてお役立てください。
いろいろな視点でのポータブル電源の選び方については、こちらの記事をご覧ください
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