ポータブル電源

寒波・大雪に備えたポータブル電源の選び方・おすすめ機種

大雪 ポータブル電源の選び方 おすすめ
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みなさんこんにちは ! ありーなです

今年の冬は暖冬だと聞いていましたが、気象庁や国土交通省が寒波の襲来と大雪への警戒を発表しましたね?気象庁曰く「10年に一度レベルの強さの寒気が入る可能性がある」そうです

ありーな

そうなんです。そこで今回は寒波・大雪に備えてポータブル電源を買う時の選び方とおすすめ機種を紹介します。雪の多い地方に住む人は準備をしていると思いますが、雪に慣れていない人にとっては大雪が降ったら一大事です。起こり得るいくつかのリスクを想定しながら、どんなポータブル電源が役立つのかを紹介します

この記事を読むとこのようなことが分かります

ぜひ最後までご覧ください

大雪によるリスクを想定しポータブル電源の必要性を考える

今年の夏もそうでしたが、最近の天気はなんだか極端になってきている気がします。

冬らしからぬ暖かい日が最近まで続いていましたが、今度は一転して「10年に一度レベルの寒気」の到来です。

いつ何が起きるか分からない状況では事前の備えが大切ですが、雪があまり降らない地域の人にとって「寒波や大雪に備えよう」と言ってもあまりピンと来ないのが実情です。

そこでネット上で集めた「大雪に遭遇して大変な思いをした経験者の声」を参考にしながら、寒波や大雪によって雪があまり降らない地域ではどのようなリスク(災害・被害)が起こり得るのかを考えました。

【雪があまり降らない地域で起こり得る3つのリスク】

1.大雪で公共交通機関が遅延・運休・欠航するリスク

2.大雪で立ち往生した車の車内に閉じ込められるリスク

3.大雪で家の電気が停電するリスク

その上で「大雪に遭遇して大変な思いをした経験者の声」に何度も出てきたポータブル電源について考えます。

寒波や大雪の到来に際しては、水や食料、防寒着など備えるべきものがいろいろありますが、ポータブル電源まで備えるかどうかは迷うところです。

しかし大雪に遭遇した経験者から「ポータブル電源があって助かった」「ポータブル電源を買っておけばよかった」という声がいくつも挙がっていることからも、「大雪に遭遇したときにポータブル電源が役立つ」と実感した人が多いのは確かです。

ありーな

一口に「ポータブル電源」と言ってもいろいろな機種が売られています。ここからは「雪があまり降らない地域で起こり得る3つのリスク」に備えて、どのようなポータブル電源を選べばよいのか、おすすめの機種はどれかについて紹介します

リスク1. 大雪で公共交通機関が遅延・運休・欠航する

普段雪が降らず雪に弱い地域に大雪が降ると、真っ先に影響を受けるのが公共交通機関です。

雪の日が近づいてくると天気を扱う番組が増え、「大雪に対して注意が必要!」「交通機関が大幅に乱れます!」「不要不急の外出は避けましょう!」とテレビから何度も何度も流れてきます。

ときには計画運休が発表されることもあり、雪が降り始める前から混乱ムードが漂います。

そんな中、雪に慣れていない地域で本当に大雪が降れば、確かに街は大混乱です。

交通機関の遅延・運休・欠航が相次ぎ、予定していた外出に影響が出始めます。

こんなときでもポータブル電源は必要なのでしょうか?

「公共交通機関の遅延・運休・欠航に備えるポータブル電源」を考えます。

1) 公共交通機関の遅延・運休・欠航時に役立つポータブル電源選び

大雪の予報が出ている日に大切な仕事の出張や結婚式に参列する予定があったらどうしますか?

まだ雪が降ってもいない内から予定をキャンセルするのも難しいですし、どうしても動かせない用事ならなおさらです。

キャンセルができないなら、大雪による交通機関の遅延・運休・欠航のリスクに備えておくことが大切です。

スーツケースやカバンを持って移動するときに使うポータブル電源なので、何よりも大切なのは軽量・コンパクトであることです。

「ポータブル電源は大きいから持ち歩くなんて無理!」「バッグに入るほどの小さなポータブル電源なんてあるの?」という声が聞こえてきそうですが、実は最近手のひらサイズのポータブル電源が発売されました。

2) 軽量・コンパクトなポータブル電源のおすすめ機種

Jackery 100Plus

Jackery Explorer 100Plus は、重量965gサイズ12.6×8.65×8.7cmの手のひらサイズのリン酸鉄リチウムイオン電池搭載ポータブル電源です。容量99.2Whで機内への持ち込み制限をパスできるためノートパソコンをつないで機内で長時間仕事をすることも可能です。最大出力128Wで、USB-C出力ポート2口、USB-A出力ポート1口を備えており、モバイルギアをよく使うビジネスマンにおすすめの一台です

軽量・コンパクトなポータブル電源としておすすめできるのはJackery 100Plus です。

雪の影響で駅や空港、電車内などで足止めを食らったときでも、Jackery 100Plus があればUSBで使える機器を安心して使えます。

ビジネスで日本中を飛び回っているような人は、1台持っておくと便利です。

寒さの中で電熱ベストや電気ひざ掛け、USBカイロで暖を取ったり、スマホやパソコンを使えるのは本当に助かります

Jackery 100Plusの商品ページはこちら

Jackery 100Plusについては、こちらの記事をご覧ください

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ありーな

一般的なモバイルバッテリーと比べJackery 100Plusは容量(99.2Wh=31000mAh)が大きいだけでなく定格出力 (最大128W)も大きいため、複数のデバイスを同時に使えます(USB-Cx2口+USB-Ax1口)

リスク2. 大雪で立ち往生した車の車内に閉じ込められる

大雪-立ち往生 ポータブル電源

大雪でトラブルにあった人の体験談を読んでみると、想定外の出来事がきっかけとなって巻き込まれているケースも多くあります。

例えば車に乗り道路上の車列で立ち往生してしまったケースでは、他の車のスリップ事故やエンジントラブル、降り積もった雪による倒木やちょっとした雪崩がきっかけとなって車内に長時間閉じ込められたケースがありました。

大雪が降ると予報が出ている日に車に乗るのであれば、そんな想定外のトラブルに巻き込まれるリスクも想定し、事前に準備しておくことも必要です。

その一つの対策がポータブル電源を車に乗せておくことです。

まず最初に体験者の声を参考に、車が立ち往生して車内に閉じ込められたとき、電気に関することでどんなことが起きるのかを紹介します。

この車内で起きることを知っていると、ポータブル電源選びの参考となります。

1. 車内の寒さ対策のために電気を使う必要性
・燃料(ガソリン)を節約するために、エンジンを止める必要が出てくる
・雪がマフラーにつまり一酸化炭素中毒が起きるで、エンジンを止める必要が出てくる
・車や車周辺の雪かきをすると、衣服や靴が濡れて体がどんどん冷えてくる
・窓を閉め切っていると二酸化炭素の影響で体調が悪くなることがある

2. 情報収集のために電気を使う必要性
・渋滞の状況を知るためにスマホの利用が増える
・長時間閉じ込められるのに飽きてきてスマホの利用が増える

3. 食べ物や飲み物、水を温めるために電気を使う必要性
・体が冷えてくると温かいものが欲しくなる

1) 車の立ち往生・閉じ込め時に役立つポータブル電源選び

① 容量がある程度大きなポータブル電源

大雪で立ち往生した車の車内に閉じ込められた時に役立つポータブル電源の条件1つ目は、容量がある程度大きなポータブル電源です。

寒い車内で暖を取るためには「消費電力の小さい電気毛布が適している」というコメントがいくつもありました。

電気毛布程度であれば小型のポータブル電源でも使えますが、車内の閉じ込めはいつまで続くのか分かりません。

暖を取るためだけでなく、スマホを充電したり調理家電を使うのであれば、できるだけ長く電気を使える「ある程度大容量のポータブル電源」が必要となります。

容量は1000Wh以上は欲しいところです

② 使いたい電化製品を動かせる定格出力のあるポータブル電源

2つ目は使いたい電化製品を動かせるだけの定格出力のあるポータブル電源です。

キャンプや車中泊をする人であれば、消費出力が小さな調理家電を持っているかもしれません。

しかしそうではない人は、大雪の時にだけ家にある調理家電を車に積んで対応することを考えるでしょう。

その場合、家庭で使う調理家電は意外と消費電力が大きく、定格出力が足りないポータブル電源だと動かせないという事態が起こり得ます。

電子ケトルやホットプレートなどの電化製品は1000Wを超えるものがほとんどですが、まずは自宅にある調理家電の消費電力を確認することをおすすめします。

使いたい調理家電の消費電力以上の定格出力を持つポータブル電源を選ぶのが一つのやり方ですが、定格出力1500W以上のポータブル電源」を選んでおけば安心です。

ありーな

多くのポータブル電源の動作温度/放電温度は-10℃~もしくは-20℃~です。大雪で車内に閉じ込められたときにポータブル電源を使うことを想定するなら、取扱説明書に記載されている環境温度を事前にご確認ください

2) 容量1000Wh以上定格出力1500W以上のポータブル電源のおすすめ機種

Jackery 1000Plus

2023年7月に発売されたばかりのJackery 1000Plus は、容量1000Whクラスのポータブル電源では圧倒的に優れた1台です。容量、定格出力、最大出力が突き抜けている割には重量が14.5Kgと比較的軽量なリン酸鉄リチウムイオンポータブル電源で、急速充電や静音性などにも優れています。エクストラバッテリー接続可能、アプリ接続やEPS機能も付いた多機能な1台です

容量1000Wh、定格出力1500W以上のポータブル電源としておすすめなのはJackery 1000Plus です。

容量1264.64Wh、定格出力2000W、最大出力4000Wとこのクラスで最大のスペックを誇るポータブル電源ながら、重量も14.5Kgと比較的軽量です。

リン酸鉄リチウムイオン電池を搭載しており安全性が優れている上に静音性も高いため、狭い車内で使うのにも適しています。

差込口や操作パネルがすべてポータブル電源の全面に配置されているのも使いやすいですね。

AC出力ポート3口、USB-Aポート2口、USB-Cポートが2口あるので、電気毛布やスマートフォンなどを同時並行して使うのに十分です。

Jackery 1000Plusの商品ページはこちら

ありーな

容量1000Wh、定格出力1500W以上のポータブル電源は、各社いろいろな機種を出しています。こちらの記事で詳しく比較していますので、ぜひご覧ください

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【おまけ】

この章の最後に、大雪による車の立ち往生、閉じ込めにあった経験者の言う「あってよかった」「あればよかった」ものを参考まで載せておきます。

つまりこれらは「大雪が降りそうなときに車内に備えておくとよいもの」と言えます。

【大雪が降りそうなときに車内に備えておくとよいもの】

・水、食料

・車の座席の上に敷くマット・マットの下に敷くアルミシート

・寝袋

・座布団やクッション

・充電式湯たんぽ/カイロ

・冬用上着・手袋・ネックウォーマー・厚手の靴下など防寒着・電熱ベスト

・雪かき用手袋・長靴・ビニール傘

・簡易トイレ・紙パンツ

・万が一のために薬(頭痛薬・下痢止め・風邪薬など)

ありーな

車内にポータブル電源が備えてあれば、電気毛布や調理家電だけでなく充電式湯たんぽやカイロ、電熱ベストなども使うことができます

リスク3. 大雪で家の電気が停電する

寒波によってもたらされる強風や大雪の影響で停電が発生する危険性も高まります。

特に雪が降る中強い風が吹くと、電線に付着した重い雪が強風を受けて縦に揺れる現象(ギャロッピング現象)が起きます。

ギャロッピング現象の影響で複数の電線が接触することでショートが起きる可能性が高まるため、雪の降る強風の日には停電が発生する可能性が高まります。

また雪による倒木により電線の断線や接触が起きて停電になる可能性もあります。

凍えるような冬の日に停電が起きると、何よりも寒さがこたえます。

暖をとれないこと、温かい食事がとれないことはつらいことですので、ポータブル電源を備えて停電に備えることも大切です。

ありーな

お年寄りやペットと一緒に暮らしている家にとって、冬に起きる停電はより切実な問題です

1) 家の電気が停電したときに役立つポータブル電源選び

停電が起きた時に家にある電化製品を使うのであれば、容量が2000Wh以上ある大容量ポータブル電源が適しています

容量2000Whを超えるポータブル電源であれば、定格出力が2000Wを超えるものばかりなので、家にあるほとんどの電化製品が使えます。

大容量ポータブル電源の多くは本体を2台連結できるものやエクストラバッテリーを増設することにより、容量や定格出力を大きく増やせるものがほとんどです。

大容量・高出力になればなるほど、家庭のバックアップ電源として力を発揮することが期待できます。

ポータブル電源による家庭用バックアップ電源は、こちらをご覧ください

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またポータブル電源と今使っている家庭の電気とを連携させることにより、電気を一括管理・制御できる家庭用バックアップ電源を構築することも可能です。

機器費用の他に工事費用も掛かりますが、停電が起きた時でも自動的に電力会社の電気(グリッド)に切り替えられるためより安心できるシステムを作れます。

ポータブル電源とグリッドを連携したバックアップ電源は、こちらをご覧ください

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2) 容量2000Wh以上のポータブル電源のおすすめ機種

容量2000Wh以上のポータブル電源のおすすめは3機種あります。

いずれの機種も本体を2台連結することもエクストラバッテリーを増設することも可能です。

希望に合わせて大規模にアレンジができるのが特徴です。

Jackery 2000Plus

Jackery 2000Plus2023年6月に発売されました。定格出力、最大出力だけでなくあらゆる面で突き抜けたポータブル電源で、ジャクリ初のリン酸鉄を採用したポータブル電源です。急速充電や静音性などに優れるほか、エクストラバッテリーもはじめて採用されました。エクストラバッテリーは本体1台につき最大5台(12256.8Wh)までつなげます。また本体2台をつなげれば最大24513.6Whまで拡張できる優れものです

Jackery 2000Plusの商品ページはこちら

Bluetti AC300+B300

Bluetti AC300+B300 は、本体とバッテリーを分けたモジュール式ポータブル電源です。バッテリーB300を最大4台、最大12288Whまで増設、その上AC300を2台連結できるため最大24576Whまで拡張可能です。100-120V 20AのACポートが7つあり、家庭の電化製品を並行して使うのに便利です。アプリの遠隔操作、ワイヤレス充電、UPS、タッチスクリーンが付いてる他、EVステーションや風力発電機(オプション)からの充電も可能です

Bluetti AC300+B300の商品ページはこちら

EcoFlow DELTA Pro

DELTA Pro は言わずと知れたエコフローの最上位機種で、定格出力3,000W、容量3,600Wh、最大瞬間出力6,000Wを誇るモンスター級リン酸鉄のポータブル電源です。DELTA Pro 専用エクストラバッテリーをつなぐと容量が3,600Whから3倍の10,800Whまで拡張でき、DELTA Proを2台連結すれば最大21,600Whに拡張できます。家庭の電力と連携した自動バックアップシステムを、スマートホームパネル、エクストラバッテリー、ソーラーパネル、スマート発電機とつないで作ることもできます

EcoFlow DELTA Proの商品ページはこちら

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まとめ

雪があまり降らない地域で大雪が降ったときに考えられるリスクを3つ想定し、それぞれに役立つポータブル電源の選び方・おすすめ機種を紹介しました。

いずれの場合もポータブル電源を持っていれば、いざという時に役立ちます。

自分に起こり得るリスクの種類によって選ぶべきポータブル電源も違うので、自分のライフスタイルに合わせた1台を備えておくことをおすすめします。

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迫りくるリスクから大切なものを守るため、役立つのはポータブル電源と備蓄(食料・日用品など)です。備えておけば「安心感」や「心の余裕」が生まれ、まさかのときでも落ち着いて行動することができます。このブログでは今から備えておきたいポータブル電源と備蓄の情報・アイデアを紹介しています。詳しくは「プロフィール」をご覧ください