みなさんこんにちは ! ありーなです
ポータブル電源を買おうかどうかと迷っている人もいるかと思いますが、「こんな人は多少の無理をしてでもポータブル電源を購入すべき」と考えています。どんな人が購入すべきなのか、購入するときの注意点、なぜポータブル電源がいいのかを紹介します
目次
ポータブル電源を「買うべき人」はどんな人?
ポータブル電源の使い道は、キャンプやアウトドア、車中泊、DIY作業などがこれまで一般的でした。
しかし、ポータブル電源の使い道は増えており、こんな人たちにはポータブル電源が必要だと考えています。
大切な人・ものを守り、今の暮らしを守りたいと考えている人
「ポータブル電源が必要」と書きましたが、本心を言うと「無理をしてでも買うべき」とまで思っています。なぜなら、電気に関するリスクは急激に増大しており、大切な人・ものを守るためには電気を確保する何らかの手段が必要だからです
ポータブル電源を買う時の注意点
どんなポータブル電源を購入すべきかはポータブル電源をどんな目的で使うのかによりますが、「大切な人・ものを守り、今の暮らしを守る」ために購入するのであれば、この2つの条件は必ず満たす必要があります。
1)ソーラーパネルとセットで購入する
2) 信頼と実績あるメーカーの製品を購入する
1) ソーラーパネルとセットで購入する
「大切な人・ものを守り、今の暮らしを守る」ためにポータブル電源を購入するなら、ソーラーパネルとセットで購入すべきです。
なぜならセットで購入すれば、「自分で電気を作ることが可能」になるからです。
自分で電気が作れるようになれば、もし何かが起きてもその被害を減らすことができます。
例えば次のようなリスクが起きたときに力を発揮します。
【ポータブル電源セットが力を発揮する電気に関するリスクの例】
・地震・台風など災害による停電
・戦争などによる物流混乱や燃料価格高騰によるエネルギー不足(計画停電)
・猛暑・寒波など異常気象により電気の使用制限
・太陽フレアやテロなどによる大規模停電
・物価高騰による家計負担増で強いられる節電 など
ポータブル電源のセット購入については、こちらの記事もご覧ください
2) 信頼と実績あるメーカーのポータブル電源を購入する
ポータブル電源はリチウムイオン電池を内蔵しているため、発火事故などの危険が伴います。
また使い方によっては故障のリスクも伴うため、信頼と実績あるメーカーの商品を購入するのがおすすめです。
金額は多少高めかもしれませんが、品質、安全性の高さやアフターフォローなどの信頼性を考えると安いものです。
このブログではAnker(アンカー)、Bluetti(ブルーティ)、EcoFlow(エコフロー)、Jackery(ジャクリ)の4社のポータブル電源をおすすめしています。
おすすめの4社については、こちらの記事もご覧ください
ポータブル電源をいつでもどこでも、安心・安全に使うためには、機種選びだけでなくメーカー選びも慎重に行いましょう
発電機などポータブル電源以外ではダメなの?
購入にはある程度まとまった金額が必要なため、新たにポータブル電源を買うことに抵抗がある人もいるかもしれません。
家にいくつかモバイルバッテリーを持っているので、それで間に合わせるわ
ポータブル電源より発電機の方がいいんじゃないの?
そんな声にお答えします。
1) ポータブル電源は、大容量の電気を溜めて使える点で優れている
電気を溜めて使えるのは「ポータブル電源」と「モバイルバッテリー」です。
その2つの容量と定格出力を比べました。
ポータブル電源 | モバイルバッテリー | |
容量 | 250-5000Wh | 100Wh(最大) |
定格出力 | 200-3000W | 100W(最大) |
「モバイルバッテリー」は小さくて携帯性に優れますが、その分容量や定格出力が小さくなり、使える電化製品や少なく使える時間はかなり短くなります。
一方「ポータブル電源」は、小容量~超大容量まで希望に合わせて機種を選べます。
「発電機」は電気を溜めて使うのではなく、電気を発電しながら使います。燃料(ガソリンなど)を足し続ける限り電気を作り続けることができるため、使える電気量では「発電機」が最も優れています
「モバイルバッテリー」はスマートフォンの充電程度なら使えますが、家計負担を減らすための節電や、停電時に電化製品を使うなどはできません。大切な人やものを守るという意味では役不足で使い物になりません
ポータブル電源は、無料の電気を作って使える点で優れている
ポータブル電源の最大のメリットはソーラーパネルをつなげば自分で「無料」の電気を作れることです。
「モバイルバッテリー」もソーラーパネルで「無料」の電気を作れますが、先に紹介した通り容量が小さすぎて節電や電化製品利用に使えません。
一方で「発電機」は大量の電気を作れますが、電気を作るためには燃料が必要でコストがかかります。
ポータブル電源 | 発電機 | |
電気を作る燃料 | 自然エネルギー 太陽光・風力 | ガソリン、カセットガス等 |
発電コスト | 無料 (初期投資のみ) | 有料 (ランニングコスト) |
「発電機」は電気を作るために燃料コストがかかるため、節電して家計負担を減らす目的ではそもそも使えません
災害などで停電したときに「発電機」を使い電気を作ることはできなくはありません。しかし実際は、発電機を使える場面はかなり限られます。その理由を次の章で紹介します
ポータブル電源は、家の中でも安心して使える点で優れている
「ポータブル電源」の特徴の一つは家の中でも安心して使える点です。
特に「家の中で使う」という観点で見ると、圧倒的にポータブル電源の方が優れています。
ポータブル電源 | 発電機 | |
動作音 (騒音レベル) | 〇 駆動音が小さい | × 動作音が大きい |
排気の有無 | 〇 排気が出ない | × 排気が出る |
使用環境 | △ 火の近く、水のかかる場所での使用禁止など基本的な制約のみ | × 室内・換気の悪い場所での使用不可 |
保管環境 | △ 高温多湿な場所での保管禁止など基本的な制約のみ | × 可燃性の燃料を安全に保管するための制約あり |
使用後の清掃・点検 | 〇 基本的に不要 | × 毎回必要 |
「大切な人・ものをまもるため」、普段使いや災害時に屋内で使うことを想定するなら、備えるべきは「ボータブル電源」一択です。ある程度大きな容量・出力を使え、安心・安全という条件を満たすものは「ポータブル電源」以外にありません
もちろん「ポータブル電源」だからといって全てが安全・安心に使えるわけではありません。信頼と実績のあるメーカーの商品を選ぶのは大前提として、安全性を高める機能(BMSシステム)が搭載された機種や、安全性の高いバッテリーを採用した機種(リン酸鉄リチウムイオン電池搭載機種)、静音性の高い機種などを選ぶ必要があります
発電機とポータブル電源の違いについては、こちらの記事もご覧ください
まとめ
大切な人・ものを守るためにポータブル電源とソーラーパネルを買うことのメリットは、
「無料の電気を自分で作れる」仕組みを持てること
です。
「無料の電気を自分で作れる」ということは、
何が起きても何とかできるという「安心感」
を生み、
自分や家族の未来を自ら選択し、家族の暮らしを守る力
を持てることを意味します。
これがポータブル電源を持つ一番大切なメリットです。
自ら選択できる「裁量」を持っていれば、たとえ電気代が高騰しても、災害や停電が起きても取るべき行動の幅に余裕が生まれます。
「我が家にとって何が大切か」という基準にそって選ぶべき道を自ら決められれば、大切な家族の幸せを守ることにつながります。
電気代の高騰や停電が起きたとき、もしポータブル電源とソーラーパネルを持っていなければ、当たり前だったこれまでの生活を続けられなくなるかもしれません。
ポータブル電源のメリットについては、こちらの記事もご覧ください